赤ちゃんはいつから歯医者へ?
投稿日:2026.07.23
加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ママ歯医者の親子お口ブログを見て頂き、ありがとうございます。
こんにちは。高砂・加古川市のツトウ歯科、ママ歯科医師のちえこ先生です。
「赤ちゃんはいつから歯医者に行けばいいですか?」 これは、診療だけでなく、保育園や親子教室などでお話しするときにも、よくいただく質問です。
この質問に、私はいつも少し変わったお答えをしています。
「実は、『歯が生えてから』ではないんです。」 「え?じゃあ、いつから?」
そう思われますよね。
私が理想だと考えているのは、0歳から。
そして、できれば妊娠中から「お口育て」について知っていただきたいです。 実際には、1歳半健診や3歳児健診で、
「歯並びが気になりますね。」
「むし歯がありますね。」
「歯医者さんで診てもらってくださいね。」
と言われたことをきっかけに来院される方が多くいらっしゃいます。
この時期は、お口の成長にとってとても大切な時期です。
私はいつも、「このタイミングで連れてきてくださってありがとうございます。」という気持ちでお話ししています。
もちろん、そのタイミングからでも決して遅くはありません。
でも、心の中では、
「本当は、その前にお会いしたかったな。」と思うことがあります。
例えば1歳半では 奥歯が生え始め、お口の使い方や顎の成長がどんどん進み、歯並びの土台づくりも始まっています。
例えば3歳頃になると おやつの習慣や甘いものの好み、生活リズムも少しずつできあがってきます。自分の意思もはっきりしてくるため、生活習慣を変えることが難しくなることもあります。
だからこそ、お口育ては「困ってから」ではなく、「困る前」に始めることが大切だと考えています。
「まだ歯も生えていないのに?」
「妊娠中から歯医者?」
そう思われるかもしれません。
でも、お口の健やかな成長は、歯が生えてから突然始まるものではありません。
授乳の姿勢、抱っこの仕方、
離乳食の進め方、お口の使い方…。
毎日の積み重ねが、お口の発達や噛む力、そして歯並びにもつながっていきます。
当院では、むし歯予防だけでなく、お口の健やかな成長を育む
「口腔育成」にも力を入れています。
でも実は、多くの保護者の方が、
「歯医者でこんなこと聞いていいのかな?」
「むし歯がないのに行ってもいいのかな?」と思われているようです。
実際に来院された方からも、
「歯みがきがちゃんとできているか心配でした。」
「歯みがき粉はいつから使えばいいのか分からなくて…。」
「フッ素はした方がいいですか?」
など、たくさんのご相談をいただきます。
そして、保育園や親子教室でお話ししたあとには、
「もっと早く来ればよかったです。」
「歯医者さんって、こんなことも相談していいんですね。」
「自分の中でハードルを上げすぎていました。」
という声をいただくことも少なくありません。
私は、その言葉を聞くたびに、「歯科医院は、もっと気軽に相談できる場所でありたい。」と強く感じています。
歯医者は、むし歯を治療するためだけに行く場所ではありません。
歯みがきのこと、離乳食のこと、おやつのこと、フッ素のこと、お口ぽかんや歯並びのこと…。
「これって聞いてもいいのかな?」そんな小さな疑問こそ、ぜひ相談していただきたいのです。
また、赤ちゃんのむし歯予防は、お子さんだけが頑張ればいいわけではありません。
実は、パパやママのお口の健康も、とても大切です。
ご家族みんなでお口の環境を整えることが、お子さんのむし歯予防につながります。
子育て中は、どうしても自分のことは後回しになりがちです。
でも、お子さんのためにも、ぜひパパやママご自身のお口の健康にも
目を向けていただけたら嬉しいです。
「赤ちゃん歯科」と書いてある歯科医院だけでなく、お近くの歯科医院でも大丈夫です。
ぜひ、お子さんが小さいうちから歯科医院に通う習慣をつくってみてください。
歯医者は、むし歯になってから行く場所ではなく、親子でお口の健康を育てる場所。
そんな存在として、もっと身近に感じていただけたら嬉しいです。
お子さんのお口のことはもちろん、保護者の方のお口の健康についても、お気軽にご相談ください。