超悪玉コレステロールとは?
投稿日:2024.06.06
加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ブログを見て頂き、ありがとうございます。
コレステロールは細胞、ホルモンの材料になる大切なものです。
悪玉(LDL)はコレステロールを全身に送る「運び屋」です。しかし、数多くなると余分なコレステロールを血管の壁の中に置き去りにして、コレステロールがたまると血管のつまりや動脈硬化の原因になるので悪玉と呼ばれてしまう。
一方、そんな時に活躍するのが
善玉(HDL)コレステロールです。血管の壁に溜まった余分なコレステロールを取り除く「掃除屋」さんです。
中性脂肪は体のエネルギーの元、脂肪を運びます。悪玉と中性脂肪がぶつかると、持っている脂肪の一部と交換する性質があります。そんな悪玉が肝臓へ流れて脂肪が分解されて、小さくなったコレステロールが残り、小型化した
超悪玉に変身します。この超悪玉が肝臓から血管に戻ると体の小さい分、血管の壁に入りやすくなり、コレステロールをどんどん貯めてしまいます。
超悪玉の存在は最近分かってきたので、検査は普及しておらず、保険も適用されていない。悪玉と善玉と中性脂肪の値で、超悪玉の数やリスクが推測できます。
テレビでは
悪玉(LDL)118(~119)の人のエコー検査で
善玉(HDL)38(40~)
中性脂肪233(~149)
動脈硬化が進行していました。
対策として
悪玉(LDL)の高い人は動物性脂肪の取り過ぎに注意。
善玉(HDL)を上げる一番いい方法は運動量を増やすこと。
食塩1日6g未満
アマニ油(オメガ3脂肪酸)を朝に取る。
動脈硬化の予防には
コレステロールだけではなく、中性脂肪や血糖、血圧の数値もチェックすること。
6年5月23日明日が変われるトリセツショー引用