のど飴とむし歯の関係について
投稿日:2025.11.10
こんにちは。加古川・高砂市の歯医者さん、ツトウ歯科医院です。お口の豆知識を見て頂きありがとうございます。

寒くなると空気が乾燥しやすくのど飴を口にする機会がふえる方が多いのではないでしょうか。のど飴は、喉の不快感を和らげたり気分転換になったりしますよね。実は、のど飴とむし歯には密接な関係があります。
砂糖の量に注意!!
多くののど飴には砂糖が多く含まれています。約5グラムの砂糖は、シュガースティック1本分に相当する量なので、のど飴のサイズを考えると意外とたくさんの砂糖が入っていることが分かります。この砂糖が口の中でむし歯菌のエサとなり、酸を作り出すことでむし歯のリスクが高まります。
長時間なめるのはNG!!
のど飴を長時間なめ続けると、お口の中が酸性状態に傾く時間も長くなります。通常、お口の中は唾液の作用で中性に戻るのですが、何度も飴をなめていると中和が追いつかず、酸性の状態が続きむし歯が進行しやすくなります。
シュガーレスやキシリトールでも油断は禁物!!
シュガーレスやキシリトールののど飴を選べば安心だと思っていませんか?残念ながら、これらののど飴もむし歯にならないわけではありません。シュガーレスと表
示されていても糖類がゼロとは限らない場合があり、口の中に長時間とどまることで、お口の中が酸性になりむし歯ができる可能性もあります。
むし歯になりにくいのど飴の付き合い方
のど飴は喉のケアに役立つものなので、上手に付き合っていくことが大切です。
なめる回数を減らす 長時間続けてなめたり、何個も連続で食べたりするのは避けましょう。必要最低限の量にとどめることが大切です。
なめた後はケアを のど飴をなめた後は、うがいやお茶を飲んでお口の中を洗い流しましょう。もちろん歯みがきも効果的です。