院長ブログ

迷走マスク問題の舞台裏

投稿日:2020.08.31
2月後半、政府から5000万枚の桁違いの受注以来(4月中に)驚いた興和は「量ですか、質ですか」と尋ねると「量だ、とにかく早くほしい」と担当者は言った。政府は生地の調達を含めて一貫した生産が出来てるとみて依頼したのだ。その時点では政府の発注書もない、いわば「口約束」で作った布マスクを政府が買い取るという確約もない中で作業は始まった。

生地はタイとインドネシアで加工、縫製は中国の加工業者に依頼し、日本語が分かる現地スタッフを通じて加工業者らとやり取りした。興和は品質を担保するため日本国内での検品を強く希望したが、1mm程度の縫い目のずれすら不良品として取り除かれると期日までに調達ができないので政府が断った。日本から検品担当者を現地に行かせ監督をさせようとしたが出入国制限などのため断念した。

こうした経緯は異例の契約にも繋がった。不具合が見つかっても興和の責任を追及しないとの条項が入っていた。緊急を要する発注だったために、このような契約を結んだと政府担当者は話す。

介護施設や障害者施設、保健所、今般の学校休業に伴う学童保育などの現場に少なくとも一人一枚は行き渡るよう、配布する予定だった。経済官庁出身の官邸官僚は首相に「全国民に布マスクを配れば不安はパッと消えますから」と進言したと言う。そして4月1日首相は一世帯に二枚ずつ布マスクを配る計画を表明する。マスク確保に動いた政府関係者の多くは直前まで知らされてなかった。必要な人向けではなく一律に配布するという計画に、官僚の一人は「耳を疑った」と話す。

菅官房長官はアベノマスク8000万枚追加と発言したが、無駄遣い批判で再配布断念。春から続く布マスク配布随分と7月末からの追加文を含めると計1億5千万枚となり、調達関連費用は計247億円に上るらしいですね。

世界中で相次ぎコロナ後遺症の報告

米国によると訴えが多いのは倦怠感、息苦しさ、関節痛、胸の痛みのほか、せきや味覚障害、集中力や記憶力の低下も報告されている。英国では感染者の多くは発症から2週間以内で回復したが1割の割合で症状が3週間以上続いていた。軽症者ほど様々な症状が長く続く傾向が見られた。日本では睡眠障害や軽度の頭痛、発熱が続いたとの報告があり腎不全が残る重篤なケースもあったという。

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