大谷“二刀流”
投稿日:2016.11.28
加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ブログを見て頂き、ありがとうございます。
シーズン前にとりくんだのは肉体改造!
打者としては力負けしない筋肉の強化が必要でした。
食事を一日七回に増やし、体重が120キロの大台へ!
肉体改造の成果はすぐに表れます。
強い打球が飛ばせるようになりホームランが増加、打率も3割を超えました。
しかし打者としての活躍が、投手大谷に思わぬ影響を及ぼしていきます。
中軸を打つバッターとしての出番が増加、調整が難しくなったのです。
投手の登板は日曜日、さらに週明け打者として連続して試合に出ることが多くなりました。
調整にかける時間の確保が課題になりました。
疲労がたまる夏場、アクシデントがおそいます。
7月、右手中指の豆をつぶし、途中降板をよぎなくされた。
この頃、投球フォームも微妙なズレが生じていました。
体の軸が流れ、思うような投球ができません。
納得した形で入れないなという感じがしていました。
栗山監督は大谷選手の先発登板を封印する決断をします。
大谷はチームに迷惑をかけないために2軍調整を申し出ますが、栗山は二刀流を貫くために打者として出続けながら、ピッチングの修正を行う新たな試みを提案しました。
大谷が打者として出続けることでチームとしての得点力が大幅にアップ、リーグ優勝に向けての快進撃につながりました。
その裏で大谷は微妙な投球フォームの修正を続け、そしてプロ野球快速の165km/hをマークしました。
| 去年 | 今年 |
---|
防御率 | 2.24 | 1.86 |
打率 | 0.202 | 0.322 |
本塁打 | 5本 | 22本 |
栗山監督は本当に二刀流ができると思っているみたいです。
投げる方は一年間ローテーションを守っていない。
いくらいい玉を投げたってエースといわれるのならローテーションを守らないとダメだ。
こんなところで安心してほしくないと言ってましたね
(NHK /放送を参考)
今年は阪神タイガースのcsもなく、落ち着いて日本シリーズまで見ることができました(笑)
栗山監督の采配や人柄(選手採️)のよさに目がいきましたね。
接戦、逆転とかでどうなるのか最後まで釘付けになりましたね。
2連敗しての第3戦が勝敗の分岐点でした。何よりも大きかったのは、黒田との対戦でした。つまり黒田を脅威に感じるのではなく、どうしたらこの対戦を生かせるかでした。黒田さんと勝負できると純粋に野球に入れる。どう攻略するかではなく、どうその存在を生かさせてもらうか。みんなが点を取れなくて焦るのではなく、黒田と勝負することに集中していました。打てなかったが、どう黒田に向き合うかで、純粋に野球に入れたのです。
いろんな考えを持った選手達が一つの考えにまとまるなんてありえないのです。
ただ、一つの方向に行くことはできる。
連敗して焦る、悔しい、何とかしなければ、ではないのです。
自分達がやってきたことを信じて、一つ、一つのプレーに全力でやってみる。
それが積み重なったら必ず勝っているからと…
2連敗を喫し、その原点に返ろうとして、あの第3戦を機に自分達の野球ができるようになったのです。
大谷に投げている途中で黒田は異変を感じたが、その打席を投げ切った。
大谷は全球種を見せてもらったと言っている。
かつてダルビッシュが前田健に全球種を見せたように、大谷は受け取ったと思うことが大事です。
シリーズは時代を映すもので、今年のプロ野球を象徴するような2人の対戦で、この経験をどうプラスに変えていくのか!
大谷が自分の進むべき道を感じたなら大きな意味があるのだ。
ポスティングシステム利用 来オフにも大リーグへ移籍する可能性が高いのです。球団は入団交渉の際、30ページの資料の中で「形を作ってから海を渡ることが成功の近道」を示し、入団にこぎつけた経緯があります。プロ入り前から抱くメジャー挑戦を大谷が希望すれば、球団も移籍を容認するとみられます。
(各種スポーツ新聞抜粋)
では、FAで獲得した阪神の糸井はどうなるのだろう。週刊現代(11/19)によるとFAで幸せになった選手は少ないみたいですね。
清原は長嶋監督から「僕の胸に飛び込んできて欲しい」請われ、三顧の礼をもって迎えられたが、移籍数年でヒザの状態が悪化し活躍に陰りが見えると、すぐにペタジーニを獲得し4番から降格された。
清原がFA組の落合や広沢の後釜として連れてこられたように、広島から来た江藤は後釜に小久保を据えられた。生え抜きの阿部や坂本とFAの村田の扱いは明らかに違うようですね。杉内は身体の違和感に敏感なタイプ。巨人のエースとして結果を出し続けなければならないというプレッシャーの前に、少々の違和感では口にできず、怪我に苦しんでいるようです。結果を出せるかどうかでしか見ていない、望むような成績を残せなければあとの面倒は見ない。結果が出なければすぐに切り捨てられる。
1976年に南海からトレードで阪神に移籍した江本は「阪神には球団内部にもファンやマスコミにも、外様と生え抜きを区別する文化が間違いなく存在します」と言っています。
屈指の精神力を持つ金本でも一年目は思うように打てなかった。結果を出さねばと思うあまりホームランが減った。金本ほどの選手でも甲子園の異様な空気にのまれてバッティングを崩してしまうのです。
本塁打王のタイトルを獲得した新井もヤジを浴びるたびに落ち込んでいった。広島時代の豪快なバッティングを取り戻すことは難しかった。広島に戻って落ち着いた環境で活躍した。
さて、糸井は身体能力は一級品ですよね。でも他チームと違って阪神は熱狂的なファンや常時張り付くマスコミへの対応にかかる労力は比ではないのですよ。問題点が記載されています。独特な言動で、気遣いとは無縁の選手らしいので、その点で冷遇されないか、また、今の阪神の大人しいチームカラーの中で浮かないかとスポーツ紙阪神担当記者は心配しているようです。