加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ブログを見て頂き、ありがとうございます。

関心がある歯科や医科の学術講演会には長距離でも積極的に出席してますが、健康に関する著名人の講演会にも参加しています。
3月もあれこれありましたが、なんと言ってもこれでしょう！
フリーアナウンサー清水健さん（元かんさい情報ネットten！メインキャスター）

奥様の妊娠3ヶ月の妊婦検査で胸のしこりが左胸乳がん（トリプルネガティブ）であると判明した。書籍によると、健さんは第一子出産ではなく奥様の健康を望んだようですね。でも、奥様の第一子出産の強い意志を尊重しました。妊娠中は切除手術と抗がん剤治療で放射線治療は妊娠中のため、断念。産後1週間で腰痛を自覚し、初めての精密検査で全身転移が判明した。

神戸ポートアイランドにある小児がん専門治療施設「チャイルド・ケア・ハウス」で、治療しながら子供と一緒に過ごしました。
また、家族3人で最初で最後の旅行にも行きました。不幸にも112日の短い家族生活が終了しました。

もっと家族で行きたかっただろうな。
子供の成長を見たかっただろうな。

自分の命のリスクを抱えてまで、赤ちゃんを産みたいという奈緒さんの強い意志をの凄さ！
父親としてどんどん成長する息子さんのためにも、奈緒さんから託された命のタスキを受け継ぎ、息子さんを背負う命の重さをたくさん気持ちが伝わりました。

この講演会に出席して、改めて命の大切さを考えさせられましたね。若い頃は何も思っていませんでしたね。この頃、年上の人から「今生きていることが奇跡なんだよ」と言われたり、先月の講演会の最後に「最後だとわかっていたなら」の書籍を紹介されたり…
「明日が来ないとしたら、あなたは今日後悔するだろう。だから、今日、あなたの大切な人たちをしっかり抱きしめよう。そして、その人を愛していることをいつでもいつまでも、大切な存在だということを、そっと伝えよう。」

講演会終了後、清水健さんとお話をする時間がありました。命の大切さ、1日1日を大切に生きる、妻にありがとうと言う…健さんは頷いていました…