お口の豆知識

歯周病と全身疾患との関係

投稿日:2025.05.26
こんにちは。加古川・高砂市の歯医者さん、ツトウ歯科医院です。お口の豆知識を見て頂きありがとうございます。

歯周病を放置すると心臓病、脳の血管障害、糖尿病にもなりやすくなります。

肺炎

高齢の方では、物がうまく飲み込めなくなり歯周病菌が肺に入ってしまい増殖して肺炎を起こす。

脳卒中

動脈硬化を引き起こすことが原因で起こる。

糖尿病

インスリンの働きを抑える物質が歯周病の場所に大量に集まっているマクロファージという細菌から出されます。また肝臓の糖の分解を抑え、すい臓のインスリン分泌障害を起こすといわれます。重症の歯周病の場合、軽症の人に比べ2年後に糖尿病が悪化している率が5倍高くなります。

糖尿病とは…

インスリン(栄養になる糖分を細胞内に取り込むようその細胞に指令を出す)の働きが悪いため、細胞が栄養不良になり体の抵抗力が落ちてしまう病気。また利用されていない糖分が血液中にたまり、血管や神経に障害が出る。

心臓病

歯周病菌の作り出す物質が血液中に流れ、冠状動脈の壁を肥厚させ、血管がつまり動脈硬化を起こすのではないかと考えており、心筋梗塞や狭心症を引き起こす原因となる。歯肉の健康な方に比べ2・8倍の危険率がある。
歯周病は口の中だけの病気とあなどらず、定期的な歯科検診を心がけましょう。

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