院長ブログ

大谷翔平

投稿日:2023.05.31
加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ブログを見て頂き、ありがとうございます。

大谷は自分のことだけを考えていない。

チームへの愛、野球界への愛、世界に対してもリスペクト!全てを背負っている感じが全力で伝わってくる。大谷個人の活躍だけでなく、チームへの愛、人間性、愛あふれる方だと伝わる。大谷インタビューで日本が優勝したことを語る時、必ずアジアの他の国にも言及する。自分たちが勝つことが台湾、韓国、中国の人たちが今度は自分たちが行けるんだということにつながっていけるから。だから自分たちが優勝しないといけないし、優勝してよかった。日本だけでなく世界中の野球を背負って戦っているんだと感じる。

大谷選手は高校3年の時に人生設計を立てる。

26歳 結婚
27歳 WBC日本代表 MVP
28歳 男子誕生
40歳 引退試合でノーヒットノーラン
以降 日本の野球界に貢献(岩手県で監督)
60歳 ハワイ旅行、世界一周

高校時代の取材によると(MLBアナリスト古内)30歳くらいまでに体を作って、体が出来上がってから技術を身につけたい。

A.世界一の選手へ、ストイック生活

・トレーニング(30歳までに体作り)は?
トレーニングも好きですし、練習も好きなので、今までできなかった重さが持てたり、動きだったりとかができるようになるだけでも励みになる。

・二刀流で一番厳しいと思うことは?
時間が少ないとか、限られている中でやっているので、時間がないな。(両方やって大変とは言わず、両方やる時間がない)

自分自身も年齢を重ねて野球人生も中盤に差し掛かって、これから先は多くの時間があるわけではないというのも理解しているので、本当に無駄にしないように悔いの残らないように毎日頑張りたいと思っている。限られた時間の中で体がピークの時に技術力もピークに持っていくというのは噛み合うのが難しく、時間がないなと思う。焦りみたいなものもあるが楽しみたい!

B.食事(自ら情報収集、自分の体でテスト)

大谷はこれを食べたいからではなく、「このトレーニングをやると決めたらこれくらい動くから、この量を食べなきゃ」と考えて食べる。全てが野球に結びついている(サポートしていた管理栄養士)血液検査をして自分に合う食事を決めたり、1日の中で必要なたんぱく質をいかにして摂取するかなど、食事を楽しむというより、栄養の摂取という食生活(古内義明)

WBCの食事場面(パスタの食べ方について) 近藤:パスタにツナとケチャップ、肉か何かを焼いてかけるのが好き
大谷:俺は塩
近藤:それ人生つまんなくない?美味しくないじゃん
大谷:美味しいよ
宇田川:僕が食べても、多分美味しいと思えない。すごいな…

※調味料を極力使わない

オフでの友人との食事会 アルコール類は口にせず、サプリメントを詰め込んだリュックサックを背負い参加
※何のサプリが自分(野球)にとっていいかを勉強してそれを反映させてサプリが必要と判断した。

C.読書(考え方の幅を広げる)

いろんな本を読んだ方が自分で方向性を決めるのも上手くなる。プライベートで読書に時間を費やす。1回読んだだけでは、その本から得られるものは30~40%くらい。2回3回読むことによってもっと違う捉え方ができる。日本ハム時代に栗山監督が何を読んでるんですかと尋ねるとスポーツ栄養学、筋肉の化学、富の福音(カーネギー)運命を拓く(中村天風)

D.睡眠(疲労回復で最も重要)

二刀流の秘訣の一番は睡眠、しっかり確保することがいいリカバリーにつながる。平均8時間半から9時間は寝るようにしていた。睡眠の質をモニターできるバンドをつけ睡眠時間も管理。負けた日とか打てなかった日とかむしろすぐ寝れるタイプ。勝った試合だったり、いい試合だったりとか体が興奮している状態はなかなか寝れない時がある。

上司にしたい男「栗山監督」

侍ジャパンメンバーへのオファーの際、選手一人一人に自ら電話する。オファーを機械的に球団から聞くよりも、やっぱり「来た!」みたいな物語的に残したいという思いがあったので、「自分で電話させてくれ」といい

ヌートバーは母親と共に実家で栗山とオンラインで会議、私の母に対し敬意を持って接してくれた。合流初日の名古屋のホテルの部屋に栗山からの直筆の手紙が置いてあった。

2月の宮崎キャンプ初日に、選手一人一人に期待する役割などを書いた手紙を送る。これこそアナログ力の最たるもので、チームの皆を鼓舞して一つにまとめ上げて優勝世界一を取った。日本の最高の文化だ!

栗山監督はどんな方ですか?

・選手がチャンスで三振しても、守りでエラーしても、怒ったり非難したことはない。絶対に選手のせいにしない、選手に責任を負わせない、あと選手にすごく気を使ってくれて最大限の能力を発揮させてくれる監督です。怒ったことは1回もない、自分に対して怒ったところは見たことありますね、「何であそこで俺はもっとこうできなかったんだ」とか…
選手が働きやすい環境を整えてダメだったら自分の責任と口に出して言える上司って最高ですね。

・終わった後にこうしておれば良かったじゃないとなるけどそこは何も言わない。我慢できるもんなのですか?私は栗山監督を見てて我慢はないです。本当にそういうのではない。本当に信じて任せることが自分の役割であり責任なのだ。どんな結末が出たとしても、全ては私の責任だって言うスタンス!人としてのあり方が出来上がっているので、我慢っていうのはない。

・栗山監督は信じる力がとても強い、よくも悪くも選手を信じきります。信じてくれるからこそ選手は力を発揮できる。だから結果が出ます。ひたすら信じ抜いて戦っていくだけ。

・栗山監督のことを言葉であらわすと、信じて、まかせて、感謝するひとです。

・監督と選手の距離感はずいぶんある。その距離感を縮めるために下の名前を読みながら少し距離感を縮めていく。対等の立場に立つということを意識している。一人一人TELしたというのもそういうところがある。間近で見てたが今回の重圧はすごかった。10億円もらってもできない仕事だなと、終わった時はここで一段落って気持ちだったとボソッと言った(食事会)

サムランジャパンヘッドコーチ白井一幸

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