ワクチン2回接種率
投稿日:2021.09.30
加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ブログを見て頂き、ありがとうございます。
ワクチン2回接種率はアメリカに追いつく勢いであります。ワクチンの効果(2回接種)は感染・重症化・死亡リスクの減少ですね。
では人々の意識はどうでしょうか?(7月首都圏 20~60代 約3100人)
「自分が新型コロナに日常生活で感染すると思うか」の質問に対して思わない・あまり思わないと回答した比率は
年齢 | 男性 | 女性 |
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20代 | 43% | 42% |
30代 | 41% | 45% |
40代 | 52% | 48% |
50代 | 55% | 60% |
若者より40代50代の方が意識が低い。夜6~8時の人出は若い人より40~60代が10%も多い。
デルタ株は従来型よりも
感染力:約2倍
ICU必要:約3.34倍
死亡:約2.32倍
感染判明時のウイルス量:1200倍
デルタ株は増殖して感染が広がりやすい(空気感染する可能性も否定できない)
ワクチンができたのはデルタ株出現の前ですよね。ワクチン2回接種はデルタ株にどれくらい効くのか?
| 感染予防 | 重症化予防 |
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ファイザー | 42% | 75% |
モデルナ | 76% | 81% |
デルタ株にはモデルなの方が効果あり?
集団免疫
人口の多数が免疫を持つと他の人に感染しづらくなる。従来型では人口の6~7割と言われていたがデルタ株出現で8~9割以上とも言われている。他国のワクチン接種率の壁が7割からすると集団免疫は無理かな?
ワクチンの効果は長続きしない人も
ワクチンによるIgG抗体価の変化(平均値)
接種前 | 1回目接種 | 2回目接種 | 接種3カ月後 | 接種6カ月後 |
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0.1 | 11.8 | 245.4 | 65.9 ピーク時の約25% | 16% |
ワクチン効果が下がりがちなのは?
男性 60代70代(年を取ると刺激に対して体の反応が弱くなる)
肥満やせはほぼ変わらない(肥満は重症化リスクあり)
飲酒(毎日)は飲まないに比べ抗体価は約20%減(週2~3日ならほぼ変わらない)
抗体が減るならワクチンの意味がない?
十分な抗体があるとみられている。感染して出来る抗体は多いとみられる。発症や重症化を防ぐ効果は維持。
でも減ってくると心配になる人もいるでしょう.
3回目接種による中和抗体(2回目接種後比)
従来株ベータ株 | デルタ株 |
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5~10倍 | 18~55倍(5倍以上)65~85倍(11倍以上) |
ワクチン3回接種でより予防効果が期待。2回接種して8ヶ月経過した人々の希望か?
コロナ後遺症
年齢別後遺症の有無の割合
10歳未満 14.3% 10代 30.2% 20代 46.6% 30代 53.0% 40代 54.2% | 50代 54.6% 60代 47.2% 70代 40.8% 80代 34.9% 90代 29.1% |
症状別の割合
味覚障害:54% 全身倦怠感:50% 嗅覚障害:45% 咳:34% 息苦しさ:30% 頭痛:25% | 集中力低下:24% 関節の痛み:20% 脱毛:18% 睡眠障害:17% 記憶障害:10% 結膜炎:6% |
10代~30代:味覚障害が最も多い(約30%)記憶障害も10%強
40代以上:倦怠感
80代:3割近くは睡眠障害・記憶障害
よく耳にするのがブレークスルー感染
2回目のワクチン接種を終えて2週間経過した後に陽性が判明。症状がほとんどないとか軽症なのでなかなか発見するのが難しい。打った人がブレークスルー感染して他人にうつす可能性があるということです。
12月ごろの第六波ミュー株に対する中和抗体の効果は1/7に落ちると聞きます。ワクチン接種が進んでもまだまだ油断できない。収束するまであと2~3年かかるとも言われています。
池上彰のニュースそうだったのか!?(9/11)などから引用