コロナ第5報
投稿日:2021.05.31
加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ブログを見て頂き、ありがとうございます。
昨年の今頃はマスク不足で大変でした(テレビ報道引用)
マスクの効果(スーパーコンピュータ富岳によるシミュレーション結果)
| マスク無し | 不繊布 | 布 | ウレタン |
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吹き出し飛沫量 | 100% | 20% | 18%~34% | 50% |
吸い込み飛沫量 | 100% | 30% | 55%~65% | 60%~70% |
①不繊布マスク
3つの素材の中では一番性能が高い。ただし息苦しい。使用は基本1回
②布マスク
通気性は良いが性能は少し落ちる。2枚重ねが有効。洗って使いまわせる。
③ウレタンマスク
性能は劣るがファッション性がありランニングコストが良い。洗って使いまわせる。
ワクチン接種
十分な量の抗体ができた人の割合(池上彰 5月22日放送)
種類 | 1回目摂取 | 2回目摂取 |
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従来型 | 57% | 99% |
イギリス型 | 18% | 94% |
南アフリカ型 | 21% | 90% |
ブラジル型 | 16% | 94% |
インド型 | 37% | 97% |
ファイザー製・モデルナ製有効性はほぼ同じ(池上彰5月22日放送)
ワクチンの副反応 | 新型コロナ1回目 | 新型コロナ2回目 | インフルエンザ |
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発熱(37.5℃以上) | 3.3% | 38.4% | 3.1% |
発赤 | 14.0% | 16.3% | 60.1% |
疼痛 | 92.3% | 90.8% | 43.8% |
腫脹 | 12.6% | 14.3% | 36.0% |
倦怠感 | 23.2% | 69.6% | 19.0% |
頭痛 | 21.2% | 53.7% | 14.1% |
アナフィラキシー
週刊現代5月22日・29号ではワクチン接種で死んだ日本人39人の特集があります。
主な国産ワクチン開発
塩野義製薬など
最終段階の知見と並行し国から使用許可など条件が整えば年内に実用化できる見通し
第一三共など
第1/2相試験
私もこの間まで知らなかった有効率95%の意味とは
週刊文集(文集ムック)によりますと摂取時にコロナ感染歴のなかった36523人のうち、コロナに感染した人がプラセボを打った人では162人(重症者9人)だったのに対し、本物を打った人では8人(重傷者1人)になったというのが95%の意味です。解析対象となった人の大半は、本物のワクチンを打ったか打たなかったかにかかわらず、試験期間中にコロナにかかっていないのです。
池上彰のニュースそうだったのか(2月13日放送の抜粋)
生活はどう変わったか?
・ネットショッピングするようになった
・外食しなくなった
・テレワーク
・リモート授業
・おうち時間が増
昔も感染症がきっかけで暮らしが変わったのですよ
1.空港での【体温測定】はSARSがきっかけ(2003年)
空港で発熱した人を見つける方法として赤外線サーモグラフィーが利用されるようになった。2009年のインフルエンザがきっかけで一般企業も体温測定するようになった。
患者隔離、検疫
2.【アルコール消毒液】が注目されたのはO-157がきっかけ(1996年)
薬用石鹸、除菌スプレー、一般向けのアルコールがよく売れた。医療現場でのアルコールは1985年から使用されていた。
3.【日本でマスク】を予防に使い始めたのはスペイン風邪がきっかけ(1918年)
1918年3月頃~1920年頃に大流行。全世界の1/3以上が感染し、2000万人~5000万人が死亡したと言われる。今でいう「インフルエンザ」だったことが後の研究でわかっている。日本でも38万人死亡と記録されている。
当時のポスターの文字には
恐るべし「ハヤリカゼ」のバイキン
マスクをかけぬ命知らず
病人はなるべく別の部屋に
4.コレラがきっかけで【水道】が整備された(19世紀頃)
コレラ菌で汚染された食物などを摂取することで感染。世界的な流行は19世紀を中心に7回。日本は江戸末期に発生。
水を介して感染する。家庭の浄水と下水道の整備がされていなかった以前、家庭の汚れた水が川に流れて、その川の下流で水道の水を使っていた。1992年下水処理施設が誕生した。
5.天然痘がきっかけで【ワクチン】が生まれた
高熱、頭痛、腹痛などが起き発疹が全身に広がる。感染力が非常に強い。「疫病」は天然痘を指すことが多い。
牛痘にかかると天然痘にかからない。わざと牛痘のうみを人間にうしてみよう(ジェンナー)
奈良の大仏752年に完成
病気や自然災害、貴族の反乱などで多くの人が亡くなった時代に平和を願って作られた。
週刊ポスト2011年5月7月14日号によりますと
製薬会社から医師個人に渡される「原稿執筆料等」に着目!
新型コロナ関連専門家・テレビ番組出演本数ランキングの上位10人のうち4人がワクチンメーカーから謝礼を受け取っていた。一番金額が多かった二木芳人医師(昭和大学医学部客員教授)はファイザーから数百万円(3年間)を受け取っていた。「昨年医療現場をリタイヤしてからはワクチンに対する不安が必要以上に大きくならないよういろんな情報を伝え、特定メーカーの形を持つことはありません」とコメントしています。