工場見学
投稿日:2014.08.21
加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ブログを見て頂き、ありがとうございます。
明治 ヨーグルト館
大阪府貝塚市 072-431-1236
人間の腸内にはおよそ100種、100兆個もの菌が住んでいます。
これらの菌は、食べ物などによって体内に運ばれ、腸に住み着いています。そして、これらの菌のなかには、体によい働きをする善玉菌と、悪い働きをする悪玉菌がいます。
悪玉菌は食べ物を分解して、アンモニアや硫黄化合物のような悪臭を放つ有害物質を作り出します。これらの有害物質は便秘や下痢などの原因になるほか、動脈硬化やガンなどの生活習慣病の原因になるとも考えられています。
一方善玉菌は、悪玉菌の増殖を抑えて、腸内菌叢のバランスを好ましい状態に保ってくれます。善玉菌の作る酸が悪玉菌を減らすとともに、悪玉菌を追い出してくれます。また、腸に刺激を与えて動きを活発にし、便をすみやかに排泄させて有害物質がたまらないようにしてくれます。
ヨーグルトQandA
ヤクルト
三木市志染町 0794-89-8960
パンフレット引用
おまけ
1. 腸内に最も多く住んでいる善玉菌はビフィズス菌であります。 人の腸内では1~10兆のビフィズス菌が住んでいますが、乳酸菌はその1/100以下にすぎません。また、乳酸菌は糖を分解して、乳酸を多く作り出す菌ですが、ビフィズス菌は乳酸以外にも酢酸を作り出し、善玉菌として働きます。
2. 腸内のビフィズス菌数は年齢に関係なくほぼ一定ではありません。 赤ちゃんの腸内はほとんどが善玉菌であるビフィズス菌で占められていますが、年齢や食生活の乱れや日々のストレスなどで減少し、悪玉菌が増えてしまいます。
3. ビフィズス菌が入っているヨーグルトは食後に摂るほうがよい。 ビフィズス菌は酸に弱いという性質があります。食後の方が胃酸の影響が少なく、生きたまま大腸に到達しやすくなると考えられます。
4. 日本人の腸は、欧米人に比べて約1.3倍長い。 長い腸は、穀物や野菜などの食物繊維を、時間をかけてゆっくりと消化吸収するのに適しています。一方、短い腸は、肉類の食事で増えがちな悪玉菌がつくる毒素や発ガン性物質を、早く体外に排出するのに都合がいいと言われています。欧米人で大腸ガンが多いのは肉類中心の食事が原因と言われています。近年、日本人も肉類中心の食事が増えているから気をつけなければなりません。
5. 日本人の長い腸をケアするために。 食習慣や体格が変わっても、私たちの腸に住む善玉菌の種類は、それほど変わらないようです。生活が欧米化した今、食事だけを昔に戻すのは難しいことですが、腸にもともと多く住んでいたガセリ菌とビフィズス菌を増やしてあげることで、おなかの調子をととのえることができるかもしれません。
6. 小腸と大腸は役割が異なります。 食物は小腸でほとんどの栄養分と水分の約90%が吸収されます。大腸で食べ物のカスから小腸で吸収できなかった水分を吸収しつつ、肛門に運ばれます。さらに、小腸は体内の約7割の免疫細胞が集まる免疫器官であります。善玉菌は、種類によって住む場所が違いますから、小腸と大腸の役割も理解して乳酸菌を選びたいものです。
1~3
ビフィズス菌豆知識(森永乳業)から引用
4~6
わたしたちのおなかに相性の良い善玉菌のお話(雪印メグミルク株式会社)から引用