院長ブログ

人生いろいろ、医療講演もいろいろ

投稿日:2014.07.31

医療と小説Ai

海堂 尊 講演会  4月13日 神戸芸術センター

「チーム・バチスタの栄光」著者

チケット
Ai(死亡時画像病理診断)は新しいシステムです。これまでの死因を調べる方法としては解剖がありますが、その実施率は実に2%です。Aiは日本に約15,000台あるとされるCTをスクリーニングとして使い、死亡時診断し、問題があれば解剖への流れを作ることです。これを日本の制度に組み込むためには、放射線技術師、解剖医、霞が関の協力が必要でした。最初、放射線技師は生きている患者のためのCTをご遺体に使うのはいかがなものかとの反応でした。しかし、ここ神戸での放射線技師会の講演会で必要性を述べると、賛成に回っていただきました。日本医師会も全面協力してくれました。そして、ようやく本年度から小児死亡全例Aiが厚労省のモデル事業となりました。

医療小説とは何か。現在出版される本は年間約80,000冊ありますが、その中で、医療小説はたった50冊です。しかし医療小説が一度生み出されるとずっと影響があります。例えば医療小説の金字塔に山崎豊子氏の『白い巨塔』があります。この小説が医療の本質に切り込むことで、社会にとっても医療にとっても変化がありました。小説は疑似体験となり、自分のものとして体験できます。死とはどういうものか、死に直面した人の気持ちが追体験でき、医療の大切さがわかります。逆にその医療守ることは、すなわ社会を守ることであり、このことが医療小説の有用性です。Aiもまた、その重要性をなかなか認知してもらえませんでした。しかし小説を介し、社会に必要性と重要性を知らせ広げることが可能になりました。こうした力の助けもあって、ようやくAiは社会制度の基盤に組み込まれることになりました。

医療の危機については、現在、人口減少で高齢者が増え若い人が減っていることに起因します。しかし、いまの医療現場はがんばっています。一昔前のように医師は威張らず、謙虚になりました。そのような若い先生を大切にしてほしいです。昨今、メディアからの情報はものすごく良いもの、ものすごく悪いもののみが発せられ、正規分布の中で95%の普通の部分は報じられません。神の手の医師が持ち上げられ、医療不正、ミスの部分が事件として語られます。しかし大部分のニュースにならない先生は他国に比べ本当に質が高く、日々努力されています。ここに焦点をあてて、日本の医療がいかに素晴らしいかを語ると、テレビ番組のコメンテーターを降りることになりました。メディアが医療をたたくとがんばっている医療人を疲弊させ、社会基盤を壊すことになる。その結果困るのはみなさん国民です。

「氾濫する思考停止のワナ」

~医療人への警告~   5月25日 岡山プラザホテル

池田 正行先生
香川大学医学部付属病院 医療情報部

「日経メディカル」やNHK「総合診療医ドクターG」でおなじみの、
「マッシー池田」先生による、医療人のための「公演会」であると
聞き、楽しみに出席したのですが、あっと驚くタメゴロゥでした!

トンデモ医事裁判を支える人々

車を運転する人が保険に入るのは、好むと好まざるとに関わらず、交通事故に巻き込まれることを心配しているからです。東日本大震災以来、地震、原発、津波の心配をする人も増えました。では、医事裁判についてはどうでしょうか?民事・刑事を問わず、医事裁判に関する報道がない日はありません。では、その裁判で我々を裁く人々は、我々の仕事についてどこまで知っているのでしょうか?

警察官や検察官や裁判官が仕事に就いてから、誰から、どこで、どのように医学・医療について教育を受けるか知っていますか?もちろん誰も知りません。それは誰も警察官や検察官や裁判官に医学を教えたことがないからです。誰も教えたことがない。つまり彼らは医学も医療も全く知らないのです。

肋骨が何本あるかも知らない刑事が業務上過失致死でベテラン心臓血管外科医を取り調べ、調書を自作し(肋骨が何本あるかも知らないのですから、本人から調書が取れる訳がありません)、肋骨が何本あるかも知らない検察官が起訴し、肋骨が何本あるかも知らない裁判官が判決文を書く、それは決して三谷幸喜の書いた脚本の筋書きではなく、今日も同様の出来事がこの日本国中で現実に起こっているのです。こんな医事裁判に誰がしたのでしょうか?一義的な責任はもちろん警察官や検察官や裁判官に給料を払い、彼らの仕事から利益を享受する出資者=納税者=一般市民、つまり我々自身にあります。

我々は「バカなマスコミ」と言いながら、その馬鹿者達に警察官や検察官や裁判官の監視役を丸投げしてきました。彼らには、警察や検察の報道発表を垂れ流し、イレッサの判決が確定しても一切反省もせず、ノバルティス社を刑事告発するような脳天気な薬害オンブズパーソンを褒め称え、もうどうでもいいSTAP細胞の記事で紙面を埋め合わせるような愚行を繰り返すしか能がありません。トンデモ医事裁判を支えてきたのは、既存大手メディアに、自分の人生や命までも左右する警察・法曹監視を丸投げしてきた、我々自身の当事者意識の欠如なのです。

2014/5/25 池田正行  s9uare.umin.ac.jp/massie-tmd/
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第20回

代替・統合医療法

日本がんコンベンション

7月5日、6日   秋葉原コンベンションホール㈱

・帯津 良一 講演「人はぜ治るのか-最後の晩餐と人間の尊厳」 医師・医学博士、帯津三敬病院名誉院長
東京大学医学部卒。西洋医学に中国医学や代替両方を取り入れ、医療の東西融合という新機軸を基に、がん患者などの治療に当たる。人間をまるごと捉えるホリスティック医学の第一人者として、日本ホリスティック医学協会会長、日本ホメオパシー医学会理事長なども務め、その実績は高く評価されている。
著書「いい場を創ろう」「健康にふりまわされない生き方」「生きるも死ぬもこれで十分」他。

・藤田 紘一郎 講演「125歳まで元気に生きる~免疫力を高める生活~」 医師・医学博士、東京医科歯科大学名誉教授
東京医科歯科大学医学部卒。東京大学伝染病研究所大学院終了。専門は寄生虫学と熱帯病学。特に寄生虫関連の一般書で広く知られるようになった。また、花粉症の原因を寄生虫を撲滅しすぎたためとする説を広めたことでも知られる。自身の研究の一環として、自らの腸内で15年間6代にわたり条虫(サナダムシ)と共生していたことがある(“きよみちゃん”と名付けたサナダムシは3代目)。主な著書に「空飛ぶ寄生虫」「体にいい寄生虫」「50歳からは炭水化物をやめなさい」他。

・船瀬 俊介 講演「衣食住の怖~い話」 消費・環境問題評論家
九州大学理学部入学(中退)、早稲田大学社会学科を卒業後、日本消費者連盟に参加。『消費者レポート』などの編集等を担当する。また日米学生会議の日本代表として訪米、米消費者連盟(CU)と交流。独立後は消費者、環境問題を中心に執筆、講演活動を展開。
著書に「笑いの免疫学」「抗がん剤で殺さ れる」「知ってはいけない」「効果がないどころか超有害!ワクチンの罠」他。
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・春山 茂雄 講演「”ガン革命”による健康術」 医師・医学博士、恵比寿ブエナヴィスタクリニック院長
東京大学医学部卒。東京逓信病院外科、東京都教職員組合互助会三楽病院外科科長を経て、1987年に神奈川県大和市に田園都市厚生病院を開設し院長となり、西洋医学と東洋医学を融合した治療・健康指導で高い評価を得る。
著書の「脳内革命」410万部、続編の「脳内革命2」120万部と大ベストセラーとなる。
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・崎谷 博征 講演「ガンの真実とその根本治療」 医師・医学博士 崎谷研究所所長 社団法人パレオ協会代表理事
1968年奈良県生まれ。脳神経外科専門医。奈良県立医科大学院卒業後、同医科大学脳神経外科学入局。国立大阪南病院、医真会八尾総合病院などを経て、現在勤務医および全国でガンなどの難病の根治治療を指導している。
著書に「この4つを食べなければ病気にならない-崎谷式パレオ食事法」他。

・森山 晃嗣 講演「生命の鎖~正常分子栄養学~」 NPO法人がんコントロール協会理事長
食事療法によって病気を克服した体験をきっかけに、米国医大通信講座で正常分子栄養学を学び、その後30年以上にわたりロジャー・ウイリアムス博士、アブラハム・ホッフォー博士、ライナス・ポーリング博士、ジョナサン・ライト博士、パアボ・エーロラ博士たちの生物学的医療の基本となる栄養について学ぶ。
著書「アメリカはなぜガンが減少したか」「脳身快適」他。

・内海 聡 講演「医学不要論~「彼ら」にだまされないために~」 医師・東京DDクリニック院長
1974年兵庫県生まれ。筑波大学医学専門学群卒業。勤務医を経て牛久東洋医学クリニックを開院するも、医学の限界を知り同院を閉院、日本初の断薬専門クリニックである「Tokyo DD Clinic」と「NPO法人薬害研究センター」を開設。執筆、講演、ネット(フェイスブックなど)の啓蒙などに精力的に活動する。
著書に「精神科は、今日もやりたい放題」「医学不要論」「医者とおかんの社会毒研究」「医者いらずの食」「99%の人が知らないこの世界の秘密」他。
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・フランク・コウジノウ
・ジミー・C・チャン
講演「上海発-最新代替療法、米国代替療法」 フランク・コウジノウ 米国がんコントロール協会(CCS)会長
ジミー・C・チャン 自然療法医学博士(NDカナダ)・鍼灸医(カナダ)
カナダBC州医療サービス内自然療法会員。バスティア大学理事。BC州自然療法医協会の副会長を経て、
バスティア大学のオリエンタル・メディスン創設に参加。カナダで「赤ひげ先生」として親しまれていたが、
現在は 拠点を上海に移し、がん治療の最新代替療法を展開活動している。

・久野 則一 講演「動脈硬化と血栓症」 医師・久野マインズタワークリニック院長。
熊本大学医学部、熊本大学医学部第2内科大学院卒。1966年ニューヨークのアルバートアインシュタイン医科大学付属
病院でレジデントを終了。1970年久野内科医院開設。クーパー先生の書「エアロビクス」に啓発され運動療法をはじめ、
食養、アルファー波トレーニングも治療に加える。1986年エアロビクスクリニックに勤務。ドイツケルン体育大学に
ホルン先生を訪ね、運動理論を学ぶ。1997年久野マインズタワークリニックを開設。ライト先生の新栄養療法を医療の
柱に加え、現在に至る。著書に「代替医療あきらめてはいけない!医師が取り組むガン治療フコイダンガン細胞をたたく
―6人の医師と18例の体験談が実証!!」他。

・新井 圭輔 講演「定説は真実とは限らない 論理に基づけば、診療結果は異次元の ものとなる……癌、糖尿病、高血圧について話します」 医師・あさひ内科クリニック院長
京都大学医学部卒。昭和56年島根医科大学放射線科助手、昭和59年京都大学医学部付属病院核医科学医員、昭和62年よ
り市立島田市民病院放射線科に勤務し、10年間ガンの診断と診療に携わる。平成9年4月郡山市にてあさひ内科ク
リニックを開業。放射線ホルシミス、糖質制限による糖尿病・メタボ治療、糖質制限による健康長寿、更には糖質 制
限による癌治療にまで踏み込んでいる。

・小南 奈美子 講演「病は気からパートIV」 医学博士(米国)・米国医師会会員。
1931年愛知県生まれ、時代の波に翻弄されながらも23歳で念願の米国留学を果たし、医師として人間の「体」と取り
組む。85年帰国後は人間の「心」と取り組み、人材育成に携わる。「恋も人生も、自分で選べば失敗しても学べる」が信条。
(有)プロア代表、NPO法人プロアエディケーション理事長を歴任。著書に「みんな好きで一緒になった」「病は気から・
ニューアプローチ」他。
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・八木田 旭邦 講演「長期経過例で示すがん新免疫療法(NITC)」 医師・医学博士 オリエント三鷹クリニック院長
慶応大学医学部卒。1944年岩手県生まれ。埼玉社会保険病院外科医長、杏林大学医学 部付属病院保健センター長、
同大学助教授などを経て、1998年近畿大学腫瘍免疫等研究教授。2004年同大学退任。1997年より「オリエント
三鷹クリニック」開設。外科医及び新免疫療法にて患者の治療にあたる。元厚生労働省の炎症性腸疾患調査研究班班員。
著書に「がん新免疫療法で”余命宣告”に克つ」「若者の腸が危ない」他。

・寺山 心一翁 講演「がんって本当に病気なの!?」 意識の超越理論創案者、ホリスティック経営コンサルタント。
早稲田大学第一理工学卒。大学で物性物理を学び東芝に入社、半導体素子の開発などに従事。1984年右腎臓ガン
を患い、三大療法のあと肺などに転移、死を覚悟で退院。自宅でガンに愛を送り、チャクラを開き、チェロの波動で
ガンは自然治癒する。著書に「ガンが消えた~ある自然治癒の記録~」「フィンドホーンへのいざない」他。
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