姿勢
投稿日:2016.07.16
加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ブログを見て頂き、ありがとうございます。
ふだんは意識することがない自分の姿勢
自分の姿勢は大丈夫と思っていませんか?
楽な姿勢と身体に負担が少ない姿勢とは違うのですよ!
駆け込みドクター(MBS)
健康カプセル(MBS)
バイキング(カンテレ)
チョイス(NHK)
ジョブチューン(MBS)など参考
1.背もたれを倒す姿勢
深く腰掛け背筋を伸ばすのが身体に負担が少ない姿勢です。
重たい腰の部分が下から支えられなくて宙に浮いているような状態(隙間あり)腰への負担は隙間のない座り方よりも4倍以上!
ぎっくり腰、椎間板ヘルニアの様なつらい症状におちいることもあります。
2.背もたれを倒して身体を片方にもたれ掛かる姿勢
背骨や身体が歪まないわけがない
左にもたれると肩も首も傾き、右腰の2倍以上右肩の1.5倍以上の負担!
身体に左右差が生まれ、腰痛だけでなく肩こりや首こりの症状にもつながりやすい。
3.背もたれを倒して足を組む
この足を組むというのは身体の使い方としては座り方の中で最もよくない。左足を上にすると骨盤の左側が上がります。
左腰への負担は右腰の2倍以上!上に組む足が短くなります。
正しいイスの座り方
両膝をつけて、膝の角度やお尻と腰の角度を90度にする。机とイスの間をあけないで、イスに深く座ることを意識すれば膝と腰の角度が90度になって、背筋が伸びるそうです。
長時間のイスに座って作業していると、段々と背中が丸まってきます。
そうならないために、腰の部分にクッションをなどを置くのも良い。足の裏全体を地面に着けるのもポイントです。
着けないと上半身の重さが全て腰に集中してしまうのでフットレスト(いわゆる足乗せ台)で足を支えると良いそうです。
みなさん、スマホやデスクワークなどしている時の姿勢を想像して下さい。
猫背になっていて画面をみるため頭を上げる
悪い姿勢が身体に与える不調
首こり、肩こり、腰痛、頭痛、ストレートネック、老けて見える、脳梗塞、噛み合わせ
のどに違和感(何かのどにつまっている、引っかかっている)のある人は脳梗塞の予備群のサインかもしれません。
頭の位置が下がるとのどの血管が曲がります。曲がった血管では血液の流れが悪くなり血栓ができやすくなり、脳へ流れる危険があります。
二重あご
ふだん、正面を向いている時は上下の歯はすいている状態ですが、前屈み(下向き)になると上下の歯が当たります。スマホやパソコンを長時間にわたり毎日続くとアゴの関節(かみ合わせ)や筋肉(二重アゴ)に影響します。
顔のところには筋肉が30個ぐらいあり、首の頸椎につながっている筋肉もあります。
顔が前に出ることによって、つながっている部分が前にゆるみ、この部分がたるんで二重アゴになります。ほうれい線が深くなってシワが固定され早く老け顔になります。
日常生活で注意すべき姿勢
・右肩にショルダーバッグをかけると体重は左にかかりますから左右均等に持つ
・荷物を持ち上げる時、前屈みにならず、膝を曲げて腰をまっすぐにしたまま持ち上げる。
・掃除機をかける時、前屈みにならないように、ヘッドの軽いもの、吸引力が強いと床との抵抗が強くなってぐっとひっぱってかえって腰に負担
・台所で調理、洗い物
小さい台(10㎝程度)の上に片足を乗せると骨盤に負担がかかりにくい
・洗濯物を干す
洗濯物を低いところからとると前屈みになるのでカゴを高いところに置く。顔が上向きになると腰が反ってしまい、腰に悪いので、目線の高さに物干し竿を置いて干す。
おまけ
1.ぎっくり腰の予防は?
急に動く時に筋肉がびっくりしてぎっくり腰になりやすい!特に注意するタイミングは寝起き、洗顔、物を拾う時です。どんなにストレッチして筋肉を鍛えていても急な動きには対応できないのです。布団の中でミノムシみたいにぐるっと丸くなったり、動いてから起きましょう。膝を曲げて洗ったり、しゃがんで物を拾いましょう。
2.腰が痛い時どんな姿勢で寝るのがよいか?
仰向けの場合膝の下に抱き枕すると腰の下の隙間が埋まります。横向きの場合まっすぐ横になって膝と膝の間に抱き枕