サウンドヒーリング
投稿日:2015.07.24
加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ブログを見て頂き、ありがとうございます。
音はものが動き振動することによって生まれます。
例えば、ハープなどの弦楽器は、弦が振動し往復運動を繰り返すことで音が生まれます。
また音は波として周囲に広がります。池に小石を投げ込んだ時に、輪のようにさざ波が広がっていくイメージです。これが音波なのです。
人間の耳が音として感じ取れるのは20~20000ヘルツまでの限られた範囲の帯域の振動で、一番聞き取りやすい音の周波数は500~4000ヘルツだといわれています。
高い周波数は年齢とともに聴こえにくくなり、老齢になると10000ヘルツ以上の音はだんだん聴こえにくくなってきます。
人間は高い周波数の音は頭に共鳴し、低い音では体に響きます。
例えば小鳥のさえずりや小さな鈴の音は周波数が高く、朝の目覚めを促します。お腹に響く太鼓の音やチェロのような落ち着いた低い音は、緊張した体をリラックスさせる効果があります。
自然の音(小鳥の音、小川のせせらぎの音など)が心地いいのはなぜ? ①倍音がたくさん入っています。
ピアノで一番低い音階の「ラ」の周波数は27.5で、1オクターブ高い「ラ」の周波数は55、さらに1オクターブ高い「ラ」の周波数は110です。
元の音の倍の音は元と同じ音(高さが違う)です。
同じ「ラ」の音に違いはないが倍音が加わることで、美しく自然の音色ができるのです。
②自然のリズム「ゆらぎ」があります。
ろうそくの炎の揺れ方をみるとゆらいでいるという感覚がわかりますよね。
揺らぎとは機械的に一定ではなく、なんとなく平均的で、決まった動きではないのです。
自然音(屋久島の自然音)を菊の花に常時流し続けると?一か月以上経過すると自然音を流した菊の方は、水が減り濁りがなく、生き生きして新しい芽が出始めた。一方、自然音のない菊は水の消費量は少なく濁り、芽の一部は枯れていました。
屋久島癒しの清流音CDブック マキノ出版より引用
「ありがとう」と「ばかやろう」という言葉を言い続けた水の結晶は全く違った形になるという研究があります(江本勝著、水からの伝言、波動教育社)前者は雪の結晶のようなきれいな模様をつくり、後者は不気味な形を描きます。
どういうメカニズムかわかりませんが、これらの現象には納得するしかないですね。
現代人はストレス社会の中で生活をしていますので、ストレス解消法としてサウンドヒーリング「音で癒される」を取り上げます。
2回ほどセミナーに参加し実体験しました。
サウンドヒーリングとはいい音を体に取り入れて、自分がもともと持っている自然治癒力を高めることで、ストレスに強くなったり、病気に負けない体を作るものなのです。
①自然音を流す(例えば屋久島でのCD)
②ボーンコンダクション(骨伝導)理論をもとに開発された体感音響装置を使う。
体に響く音響は振動のマッサージ効果と音楽によるリラクゼーション効果との相乗効果により、心がほぐれ全身の細胞が活性化するといわれています。
ボーンコンダクション理論とは 楽器を演奏する人は耳から聴く音、そして体で振動して聴く音の2つの音を同時に聴いています。つまり普通に音楽を流して耳から聴く場合は空気中を伝わってくる音を聴いています。演奏をしている人は楽器を抱えている体を通して楽器から直接振動として伝わる音を感じています。バイオリニストはバイオリンを支えている顎の骨にバイオリンから直接伝わる振動音(骨伝導)を感じています。
他に、体感した「音」のセミナーとしては
シンキングリン
音響免疫療法
知りたい方は、私に声をかけて頂ければ概略でお答えします。
おまけ①売上ランキングTOP102015年6月21日朝日放送テレビ
昭和50年代
1位 457.7万枚 およげ!たいやきくん 子門真人
2位 189.6万枚 クリスマス・イブ 山下達郎
3位 182.0万枚 夢追い酒 渥美二郎
4位 161.8万枚 ダンシング・オールナイト もんた&ブラザーズ
5位 155.4万枚 UFO ピンク・レディー
6位 148.5万枚 奥飛騨慕情 竜鉄也
7位 146.0万枚 サウスポー ピンク・レディー
8位 144.5万枚 異邦人 久保田早紀
9位 143.5万枚 北の宿から 都はるみ
10位 138.3万枚 おもいで酒 小林幸子
昭和40年代
1位 325.6万枚 女のみち 宮史郎とぴんからトリオ
2位 223.5万枚 黒ネコのタンゴ 皆川おさむ
3位 207.7万枚 恋の季節 ピンキーとキラーズ
4位 197.3万枚 なみだの操 殿さまキングス
5位 170.8万枚 星影のワルツ 千昌夫
6位 164.9万枚 あなた 小坂明子
7位 154.1万枚 うそ 中条きよし
8位 134.3万枚 わたしの城下町 小柳ルミ子
9位 131.3万枚 帰って来たヨッパライ ザ・フォーク・クルセダーズ
10位 126.5万枚 ふれあい 中村雅俊
おまけ②音楽療法 音楽療法の歴史は古く日本には1960年代に導入され、音楽が聴覚に作用し脳の海馬といわれる記憶をつかさどる部分を刺激するため笑顔や言葉が増えると考えられます。
小さい頃に口ずさんだ歌や懐かしい曲など、印象に残る音楽を久しぶりに聞くと当時の自分の年齢や感情、周囲にいた友人の顔までが一瞬にしてよみがえりますよね。今、こうした音楽の力を利用した音楽療法が注目を浴びており、私が歯科の往診をしている老人ホームでもさかんに行われています。
季節に合った歌を歌ったり簡単な楽器の演奏をしたり、リクエスト曲を全員で歌ったりします。曲にまつわる思い出話が参加者同士で語られ自然と笑顔が増えていく。プログラムは音楽療法士が作成し使用する曲はできるだけ全員が知っているものを選んで参加者が主体となって進めていく。
認知症患者には歌ったりすることで不安が緩和されたり、言葉の代わりとなる感情を表現することに役立ちます。
神戸新聞2015年7月6日・7月20日より引用