院長ブログ

金刀比羅宮(香川県)

投稿日:2015.02.18
「金毘羅船々、追手に帆をかけてシュラシュシュシュ…」の歌で知られる有名な宮で、俗にさぬきのこんぴらさんの名で親しまれています。

こんぴらさんの大門から御本宮へといたる参道の途中には、それぞれに由緒のある御社や御堂が点在していますが、その中でも「旭社」はひときわ華麗な社殿といえます。

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神社
象頭山の中腹に鎮座する金刀比羅宮の「御本宮」は、大社関棟造、檜皮葺の荘厳な社殿で、左右の壁板には桜樹図高蒔絵が、拝殿の格天井には花卉の金蒔絵がそれぞれにほどこされ、向拝にはあざやかな金色の菊華御紋章が附されています。ご祭神は、大物主神と祟徳天皇をあわせておまつりしており、海の守護神として、また、農業殖産、医薬など、広範なご神徳をもつ神様として、広く全国津々浦々の善男善女の信仰を集めています。

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木組
絵馬堂には、海難をのがれたお礼の絵馬をはじめ、五穀豊穰、家内安全、大漁祈願など、さまざまな願いや祈りがこめられた大小、色とりどりの絵馬が、所せましとかかげられています。

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旭社628段、御本宮785段、さらに象頭山の山頂近くへと続く長い石段を登っていくと、1368段の参道の突き当たりとなっている奥まった場所に、奥社である「厳魂神社」がひっそりと、寡黙なたたずまいで鎮座しています。

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この奥社の西側には、まるで削りとられたようにけわしい段崖があり、その岩壁の上に、いかにも荒々しい表情の天狗面が、しっかりとかかげられています。この天狗面は、その昔の修験道の跡をとどめるもので、かつて象頭山が修験者たちの勤行の地であったことを、ひそやかに今に伝えています。

左:烏天狗 右:天狗

左:烏天狗 右:天狗


おまけ

昨年(震災3年後)、東北地方にいきました時、知人にすすめられた神社があります。

旧奥州街道に面して陸奥(福島県側)と下野(栃木県側)の国境を挟んで「境の明神」が二社並列しています。
二社の祭神について、関東の奥州では逆の解釈をしています。

奥州側の解釈 自河側が玉津島神社(女神)で那須川が住吉神社(男神)
関東側の解釈 自河側が住吉神社(男神)で那須川が玉津島神社(女神)

女神は内(国内の繁栄を祈る)、男神は外(外敵を防ぐ)という信仰に基づき祀られていますから、陸奥下野ともに自らの側を「玉津島を祀る」としています。

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