人生いろいろ 講習会もいろいろ(パート2)
投稿日:2014.12.12
加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ブログを見て頂き、ありがとうございます。
(1)茂木健一郎(脳科学者)
9月28日(午前)近畿北陸歯科医学大会 京都
「脳の不思議に迫る!~偶然の幸運に出会うことはできるのか?」
日本の偏差値至上主義に対する大きな危機感を感じる。勉強そのものが悪いわけではないが、評価基準として、日本の子どもたちは自分で頑張って成績をあげた人がよいとされています。しかし社会で活躍している人の多くは人と協力し合っている人である。日本の教育では、偏差値による受験の力と今求められている力とがずれてしまっている。
チェスの世界チャンピョンと将棋のプロ棋士は既にコンピューターに敗れ、囲碁の棋士もいずれは同じ運命をたどるだろうが、人間がふつうにやっていることでコンピューターに絶対できないこと、それは雑談である。人の成長は自身の努力のみで達成できる訳ではなく、人は他人を真似して、他人を鏡のようにして自身を映して、自分を認識し磨き上げている。だから人と会い会話することは脳にとって最も大切な行為である。雑談こそが高度な人間的能力、すなわちコミュニケーションスキルである。また、食べる喜びは生きる喜びである。歯科医師の先生がたには人々が食べる喜び、幸せを全うできるよう、歯科医療の発展にご尽力いただきたい。
(2)山本富士子さん(女優)
9月28日(午後)法要兼秋彼岸回 西光寺(高砂市米田町)
18才の時、読売新聞社主催第一回ミス日本に選ばれる。
「花の講道館」で長谷川一夫さんの相手役としてデビュー
「心に人生の宝物を持つ」
女優として、妻として、母親として、人生の中で、どれ一つとしておろそかにできない。かけがえのないものを私なりに、精いっぱい大切に努力し、そのすべてに、いのちを燃やして生きてきました。
一日一日を大切につもりつもって
豊かな心を
一日一日を精いっぱい生きる大切さをかみしめて
(3)田原総一朗氏(ジャーナリスト)
11月9日 宝塚市 歯科医師会 (宝塚ホテル)
「時代を読む」
経済的な話(円安、株価上昇、国債など)以外に、企業の経営者(松下さん稲盛さんら)の経営理念、セブンイレブン、長崎ハウステンボスの戦略など様々な話をされていました。
頭に残ったのは
運鈍根
バカになって根気よく続けると運がやってくる
世に失敗というものはない
チャレンジさせて失敗した時、なぜ失敗したか、どこがいけないかを自分の頭で考える人を育てる
チャレンジをあきらめたら失敗だ。
(4)阪田雅裕氏(元、内閣法制局長官)
11月16日(16時) 農業会館(三宮) 九条の会 兵庫県医師会市民講演会
「集団自衛権が許されないわけ」
安倍内閣による集団的自衛権行使容認の閣議決定に対し、元内閣法制局長官として立憲主義を守る立場から批判されている阪田雅裕さんに、日本人が他国の人々と「殺す殺される」関係にならないよう守ってきた憲法9条の意義についての講演とのことで参加しました。会場の雰囲気はいつもの勉強会と異なり、重々しくすぐに頭がいたくなりウトウトと睡眠におちいりました。
ダメよ~ダメダメ(流行語大賞)
(5)松尾みどり (ヒーリング・アーティスト)
11月30日 大阪
カロリーオーバー、代謝以上に食べすぎるとAGE(最終糖化物質)にかわり細胞劣化(老化)させるので、過食はよくない。また、血液ドロドロ(酸化)にならないようにバランスのよい食事を心がけて、できる限りストレスの少ない生活を送りたいな。
懇親会の時の雑談で断食体験もいいかなと思いました。
来年あたり、一度挑戦してみようかな???
以前にも記載したことがありますが、私のブログをご覧になられた方は、「先生よくあっちこっちに行ってますね。興味関心旺盛ですね」の声が多いです。そのたびに、「ここ10年位の内容をいっきに(ブログ3年6ヶ月)載せています。講習会を主にし、当日の残った時間を有効利用しています」と説明しています。
私は講習会マニアで、上記以外の歯科領域(ここ3ヶ月間)として
おまけ(1) 10月17日のブログにIH調理器具と電磁波(悪影響)について記載しましたが、今回は電子レンジ調理の隠された危険を取り上げました。7月5.6日に開催されました日本がんコントロール協会の森山先生から頂いた資料の一部を引用させて頂きました。
ソビエト連邦は1976年に電子レンジの使用を禁じました。
アメリカでは9割以上の世帯に普及しています。
(1998年12月30日 ワシントン発)
太陽から放射されるマイクロ波は摩擦熱を生じない直流の原理に基づいています。一方電子レンジは摩擦熱を生じる交流用いています。電子レンジのマイクロ波は照射した食物のあらゆる分子に、毎秒1億回以上の極交替を引き起こしています。分子が不自然に作られることは避けられません。
「電子レンジで調理された食品のタンパク質は、L型アミノ酸が自然界にないD型アミノ酸に変化しており、代謝不可能となっています。それが原因となって、きわめて有害な活性酵素の発生が促進されます。」とノーベル化学賞を受賞したライナス・ポーリング博士は警告しています。
ドイツとロシア両方の研究者が指摘した影響は
1)発がん作用
2)食べ物の栄養の破壊
3)被曝による生物学上の影響
おまけ(2) テレビ番組リーガル・ハイの一場面(11月21日)
裁判での新薬投与の賛否
統計で治る可能性が35%、死亡するケースが1.3%
全くくだらない。患者を数字とデーターとでしか見ていない。
いかに血も涙もない人間というか、医師失格だ。
人間一人一人の死に大きいも小さいもない。
本人にとってはたった一つのかけがえのない命だ。
どんな悲しみをかかえ、誰かを愛し何を夢みて生きてきたのか。
これを読めばわかるのか。
そういうものと向きあおうとは思ってないのだ。
だから危険な治療でも、軽い気持ちで進めてしまう。
死んだとしても何も責任も感じずふんどりかえってしまう。
つめたい言葉で家族の心をふみにじっても平気でいる。
所詮、人の命を金もうけに使っているだけなんだ。
かれの書斎は膨大な資料の山で足のふみ場もないほどでした。
その山におぼれて研究に没頭していました。
医は科学である。
難病治療という科学の発展こそがかれのすべてであった。
科学に必要なものはデーターです。
医学を前に進めるために必要なものは遺族と一緒に泣くことではない。
ただちに次のこと、患者の治療にあたることだ。
医学の進歩に比べれば血も涙もとっくにすてた。
かれは極めてすぐれた医師だった。
何が科学だ。科学が人を殺してもいいのか。
進歩とひきかえに犠牲を要求していたのが科学だ。
死んだからこそ意味があるのだ。死は希望だ。
その死の一つ一つが医療を進歩させてきた。
現代の医療は死かばねの上に成り立っている。
誰しも医学の進歩のためには犠牲があっても仕方ないと思っているはずだ。
その恩けいを受けたいからね。
しかし、その犠牲が自分の家族であるとわかると、とたんにこういうのだ。
話がちがうと、何で自分がこんな目にあわなければいけないのだ。誰のせいだ。誰が悪いんだ。誰をつるしあげればいいのだ訴えたいのなら科学を訴えろ。救えなかったのは現代の科学だ。科学は死に意味があるのです。死こそ希望です。
おまけ(3) 知られざる医者の世界 別冊宝島2149
患者からは見えない舞台裏について色々記載されています。
おそらく一番関心があるのは医療職種の平均年収でしょうね。
さまざまな雑誌に掲載されているので、一度探してみて下さい。
厚生労働省の資料をもとに報告されているようですが
信用度はわかりません!
おまけ(4) 病院のウラ側 プレジデント 12月8日発売
診察、お金、治療、クスリ…
「病院」「歯医者」のウソ、ホント
おまけ(5) 最近10年間の収入状況をみますと
全科において右肩下がりです。
平均点数、平均実日数とも長期低下傾向!