院長ブログ

本格的な冬が来る前に

投稿日:2012.11.30
加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ブログを見て頂き、ありがとうございます。

知っておきたいお風呂の知識

 
平成22年23年にテレビ放映されました、ためしてがってんやたけしの家庭の医学などと書籍を私なりに解釈してブログ化しました。あくまで参考として見てください。
入浴事故死が14000人といわれています。
 
2通りの眠り方
38℃のお湯
気持ちよくなって寝てしまう(居眠り)

42℃のお湯
血管がびっくり収縮(驚愕反応)して血圧が急上昇した後に急降下し、さらに下がり続けて意識のない眠り(ショック、失神)肺にはほとんど水がはいっていないなぞの溺死

入浴死の危険あり 1.熱い風呂が大好き
2.65才以上
3.動脈硬化
4.高血圧
5.入浴前の飲酒

ポイント
高血圧の人ほど血圧が下がりやすい。

飲酒、食後は血圧が低下する場合もある。

食後一時間は入浴を避ける。

浴槽から急に立ち上がると急激に血圧が低下

湯船から立ち上がる時はゆっくりと。

立ちくらみは脳の血流が低下している証拠なので危険。

42℃で首までつかると水圧によって心臓の力が弱まり血圧が低下する。

驚愕反応を起こさない湯温の目安は40℃以下。

熱いお風呂に長時間入っていると身体に急激な変化が起きる。

深部体温(内臓などの身体の内部の温度)の急上昇。

暑い風呂場から寒い脱衣所へ その時、急激な温度変化で血管が一気に収縮し血管がつまりやすい。一般に年齢が高くなるほど暑さ・寒さに対する感受性が低下するため浴槽の水温は高く入浴時間も長くなりがち。中高年の方は少しぬるめと感じる入浴が勧められている。

家庭で作れる身体ポカポカ簡単入浴剤! 安全な温度38℃~40℃
ぬるいと感じる方のために・・・・・・・・・・
①身体を芯から温める
②湯冷めしにくい(保温効果)

チェックポイント さら湯
ゆず湯

みかん湯

なぜゆずやみかんで表面温度が下がりにくくなる?

ゆず油に身体が巻かれてラップされたような感じだろうと
ゆずやみかんの皮には精油成分と呼ばれる油が含まれている。
精油成分は熱の伝わりを良くし身体を温める。
油が身体の表面を包み込み熱を逃がさないようにする効果がある。

湯あがり後ポカポカしたいならゆず湯やみかん湯
湯船の中では熱く出た後は爽快ならドクダミ湯

Q and A(ご存知の事ばかりと思われますが、確認のために取り上げました)
Q.お風呂で血圧が下がりやすい人は?
A.糖尿病の方、65才以上の方は注意、65才以上の約5%の方に自律神経の機能が低下している人がいる。

Q.お酒を飲んでお風呂に入るのは?
A.身体から水分が奪われ血液がドロドロになるため要注意、抜けるのは水だけでアルコールは残ってしまう。

Q.入浴前のかけ湯は必要か?
A.かけ湯をしないと湯船に入った時、血圧の変動が激しくなる。心臓から遠い足先や手先からかけることが大切。

Q.半身浴は長く入っても身体にいいのでは?
A.半身浴は心臓や肺への負担が少ない入浴法です。半身浴でも長時間だと体温の上昇で脱水状態になることがあります。
冬場の正しいお風呂の入り方
半身浴20~30分  全身浴15~20分  湯温は40℃
脱水を防ぐため入浴の前後に200ccの水を飲みましょう。正しい入浴法をしていると①身体が健康的に温まる②疲労回復③免疫力を高める

Q.お風呂でのめまいははぜ起きる?
A.皮ふ近くの血管に血液が集まり、頭の血液が少なくなるために起きます。ゆっくり立ち上がればめまいは起きにくくなります。入浴にめまいが起きたら、その場でしゃがみこまず浴槽からでましょう。

Q.お風呂に重曹を入れるのは?
A.身体を温める効果があります。皮脂を落とすためスッキリ感があり夏におすすめ。

Q.お風呂に入るのは一日のいつがベストか?
A.寝る1~2時間前に入るのが良い。お風呂で温まると副交感神経が優位になり身体がリラックスする。1~2時間経つと体温が下がり始め、自然と睡眠に入りやすくなる。風呂上り直後は体温が高く、汗をかきやすいため寝付きにくい。

問. 朝入浴するのは?

?????? 冬場は浴室温度が低いため、血圧の高い人などは注意が必要。

Q.一番風呂は身体に良くない?
A.高齢者や肌の弱い人は避けた方が良い。さら湯は熱が伝わりやすく皮ふに強い刺激が加わる。人が入ると皮脂が溶け出し、お湯がマイルドに変化する。

問. 一人暮らしの場合どうしたら良い?

?????? 入浴剤を入れると良い。

Q.のぼせないためのコツは?
A.冷たいタオルを頭にのせて入る。

問. 子供は早くのぼせやすい?

?????? 体温が上がりやすいので額に汗をかくぐらい入れば十分。

Q.お風呂の理想の温度は?
A.39~40℃が理想。それ以上高いと血圧の変動が激しく、心臓などへの負担が大きくなる。熱いお風呂に入りたい時はぬるめで入って身体を慣らす。追い炊きで温度を上げ、5分程度で早めに上がる。

Q.理想的な入浴時間は?
A.体温が1℃上がる程度(39~40℃で15分ほど)体温が1℃上がった状態が続くと免疫力や細胞の修復力が上がる。

 
サウナの効用

古来の蒸し風呂に近いのは、室温40度前後で湿度100%近いミストサウナで体(血圧や脈拍)への負担も少ない。

心臓への優れた働きがある。

温熱作用は高く、発汗はお風呂よりも促されます。

精神的疲労回復にも効果がある。

加齢臭対策

朝のシャワーで古い皮脂を落とす。

胸と背中に30秒ずつ浴びるだけ、

肌の水分量を保持するため、全て皮脂をとるのは良くない。取りすぎると肌が乾燥します。

冷え性の改善

40℃以上のやや熱めのお風呂に1~2分入浴したらバスタブから出て、手と足に水シャワーを15秒かけて体を冷ます。これを3~4回くりかえします。

毛細血管をリズミカルに伸縮させて、ポンプ作用で血行を高めようというのが温冷交代浴です。

以上、テレビ出演で解説されていた方は

東京都老人総合研究所

高橋龍太郎さん

国際医療福祉大学大学院リハビリテーション学分野教授

前田真治 先生

 
おまけ①
私も入浴したことがあります。



おまけ②
患者様のお勧めです。



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