お口の豆知識

歯茎が下がっていませんか?

投稿日:2023.08.31
こんにちは。加古川・高砂市の歯医者さん、ツトウ歯科医院です。お口の豆知識を見て頂きありがとうございます。

「だんだん歯茎が下がってきた」「前より歯が長く見える」これって年齢のせい?と思われていませんか?歯茎が下がってしまう理由は必ずしも年齢のせいではありません。では、どのような理由があるのでしょうか。

歯ぐきが下がる理由って?

・加齢
年齢を重ねると骨がもろくなったり筋肉量が落ちると同じように、歯ぐきも年を取ります。10年間の間に平均で2ミリ下がるとも言われています。
・歯周病
歯周病はお口の中の歯周病菌が出す毒素によって、歯や歯ぐきを支えている周りの組織を破壊する病気です。歯周病になると歯を支えている歯槽骨と呼ばれる骨が溶けていきます。そのため歯ぐきのラインも下がっていきます。
・噛み合わせ、ハギシリ・食いしばり
お口全体のかみ合わせが不安定で、いずれかの歯に力が集中してしまう場合、その歯と周りの骨に過剰な負担がかかり、それが原因で歯ぐきが下がることがあります。
また、寝ている間、無意識のハギシリや食いしばりも歯に強い力が加わるため歯ぐきがさがる原因の一つです。
・強いブラッシング
歯磨きの際、力を入れてゴシゴシ磨いていませんか?強い力で磨くことで歯ぐきが傷つき、下がってしまう原因となります。力任せに磨くのではなく優しく小さい動きで磨くようにしましょう。

歯ぐきが下がると

知覚過敏
歯ブラシが当たったり、冷たい物を食べた時に感じる一過性の痛みが出ることを知覚過敏と言います。本来は歯ぐきに覆われていた部分は象牙質と言います。しかし歯ぐきが下がることで象牙質が露出し、外部からの刺激を直接受けると、歯髄と呼ばれる神経が過敏に反応し知覚過敏が起こります。
根面カリエス
歯ぐきが下がり露出した根っこ、象牙質部分にできるむし歯のことを「根面カリエス」と言います。象牙質は、歯茎から上を覆っているエナメル質と比べるととってもデリケートなものになります。硬さはエナメル質の4分の1未満で、酸に弱く溶けやすい性質です。なので、象牙質が露出すると細菌や酸によるむし歯のリスクが高くなります。

歯ぐきが下がってきている・・・と少しでも気になられている方がいましたらいつでもご相談してくださいね。

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