むし歯になりやすい・なりにくい食べ物の共通点
投稿日:2023.06.25
こんにちは。加古川・高砂市の歯医者さん、ツトウ歯科医院です。お口の豆知識を見て頂きありがとうございます。
皆さんはむし歯になりやすい食べ物と聞くとどんな食べ物を思い浮かべますか?
多くの方はチョコレートなどの甘い物をイメージするのではないでしょうか。普段何気なく食べているものにむし歯リスクを高めてしまうものが含まれています。
今回はむし歯になりやすい食べ物・なりにくい食べ物についてお話をしますね。
むし歯になりやすい食べ物、なりにくい食べ物の共通点
むし歯になりやすい食べ物
・歯にくっつくような食べ物
・口の中に長く留まるような食べ物
・ネバネバした食べ物
・糖分が多いキャラメル、グミ、アメ、ガム、チョコレート、ジュース・・・
これらは、歯の表面に付着しやすく、含まれている糖分が口の中に長時間残るため、むし歯になりやすいです。スポーツドリンクやジュースなどの清涼飲料水に歯、多くの糖分が含まれていますので、頻繁に口に含んでいると、むし歯菌の活動が活性化します。
むし歯になりにくい食べ物
・口の中をさっと通り、お口の中に長時間留まらないもの
・自然の甘みがある食べ物
・噛み応えがある
・食べかすが残りにくいサツマイモ、チーズ、煮干し、せんべい、大豆製品などです。
これからの時期アイスクリームが食べたくなることが多くなりますよね。アイスクリームはお砂糖が入っていて甘いのでむし歯になりやすそうに感じますが、すぐに溶けて、口の中に有る時間も短いため、チョコやキャラメルに比べるとむし歯になりにくいと言えます。
むし歯になりにくい食べ物ばかり食べれば良いというわけではありません。両方を組み合わせてバランスよく、お食事を楽しみながら食べることが大切です。また、お子様にはお砂糖ではなくキシリトールを甘味料に使ったお菓子もありますので、そういったものを組み合わせてみるのもおススメです。甘い物やおやつは疲れを癒してくれたり、気分を変えてくれますよね。無理に我慢するのではなく、食べ方と食後のケアに気を付けて、おやつタイムを楽しんでください☆