お口の豆知識

口呼吸していませんか?

投稿日:2022.07.19
こんにちは。加古川・高砂市の歯医者さん、ツトウ歯科医院です。お口の豆知識を見て頂きありがとうございます。

梅雨明けが発表されたから、天気が悪い日が続いていますね。ジメジメよりカラッと晴れてほしいですね☼

今回は口呼吸とお口の中の関係性についてお話をします。
呼吸は人が生きるために必要不可欠なものです。人の呼吸には鼻呼吸と口呼吸があります。本来、呼吸を行うのは「鼻」ですがさまざまな理由から「口」で呼吸をしてしまう方もいます。
鼻には鼻毛や鼻水があることで、鼻から入った空気の温度や湿度えお体と同じくらいに保つことや細菌、ウイルスを入りにくくします。
動物は本来、鼻でしか呼吸をしません。犬や猫も基本的には鼻でしか呼吸ができません。しかし人間は、進化の過程で声を出すために喉のところで気道と食道が繋がってしまいました。そのため、鼻だけではなく口からも呼吸ができるようになったのです。

口呼吸のデメリット

口内トラブルを起こしやすい

口の中は唾液によって常に湿った状態になっていますが、口呼吸をすることで乾燥してしまいます。人の口の中には数億匹以上の細菌がいますが、それらが唾液による殺菌効果が減少するため、活動を活性化させてしまいます。
その結果、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。乾燥による口内への影響は大きく、歯ぐきの炎症や口内炎なども引き起こします。

歯並びが悪くなる

歯の並びは内側からの舌による圧力と外側からの唇や頬の筋肉からの圧力の均衡がとれる位置に並ぶようになっています。そのため、口呼吸ですと外側からの圧力がかからず、出っ歯や受け口などの原因になってしまいます。特にお子様の場合は骨格にも影響が出やすいので注意が必要です。

舌や口の筋肉低下

口呼吸をしていると口元の筋肉は緩みがちです。体と同じで使わない筋肉はだんだん衰えていきますので、お口周りの筋肉が緩むと周囲の表情筋も緩みます。このゆるみが目元や口元のシワの原因になってしまいます。

脱口呼吸!!

専門の治療や矯正器具といった方法もありますが、まずはご自宅で簡単にできる「あいうべ」体操をお伝えします。以前のブログでも記載していますので簡単に説明をします。
「あー」「いー」「うー」「べー」と声に出しながらお口を大きく開けて動かします。これを1日に10セット3回行ってみてください。舌の筋肉も鍛えられますし、唾液も出ますので是非毎日の習慣にしてみてください。

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