お口の豆知識

お口の潤い足りていますか?

投稿日:2020.11.09
飲み物がないとお食事が上手く喉を通らなくなってきた。お口が乾く感覚がある。舌がピリピリする。入れ歯の安定が悪い。歯を磨いているのにむし歯がよくできる…など。唾液の分泌が減ると、本当に様々な問題が起こります。唾液は一日に1~1.5リットルほど分泌されています。成分は99,5パーセントが水分で、残りの0.5パーセントに抗菌、免疫、消化にかかわる成分を含んでいます。

唾液の働き

  • 1.自浄作用:歯や歯間に付着した食べかすなどを洗い流します
  • 2.抗菌作用:口腔内の細菌の増殖を抑えます
  • 3.ph緩衝作用:飲食により傾いたphを中和させむし歯になるのを防ぎます
  • 4.消化作用:酵素のアミラーゼがでんぷんを分解し消化しやすくします
  • 5.溶解・凝集作用:味を感じさせ、かみ砕いたり、食塊を作り飲み込みやすくします
  • 6.再石灰化作用:飲食により溶けかかった歯の表面を修復し、むし歯を防ぎます
  • 7.粘膜保護作用:粘性のあるムチンが粘膜を保護し、発声をスムーズにします
  • 8.粘膜修復作用:お口の中にできた傷を治します
このように唾液はお口の中で様々な働きがあり、分泌量が減少するだけで生活の質が落ちてしまいます。

なぜ出にくくなるの?

加齢、ストレス、糖尿病、透析、不規則な生活、シェーグレン症候群、薬の副作用、口呼吸、放射線治療、寝たきり、喫煙、口腔乾燥症など大きく分けて、
  • 唾液腺自体の機能障害によるもの
  • 神経性、あるいは薬剤性のもの
  • 全身疾患あるいは代謝性のもの(熱、下痢、発汗など)
意外と知られていないのですが、唾液を減少させやすい薬剤の種類なんと700種類以上!!抗うつ剤や降圧剤、利尿薬、鎮痛薬、抗ヒスタミン薬など、飲んでいるお薬の種類が多くなるにつれ、口腔乾燥症の有病率が増加します。夜になると、唾液の分泌は減少すると同時に唾液の作用と機能も低下します。お口の中の細菌は増殖しますので、寝る前と朝起きてすぐのケアは特に大事です。寝ているときにお口が開き、口呼吸になりやすい方は特に要注意です。ちなみに…寝起きのお口の中の細菌数は便10グラムと同じくらいだそうです…。唾液は出て当たり前だと思っていると、いつの間にか分泌が減少しているかもしれません。舌回しをしたり、お口をよく動かしたりして唾液をしっかり出しましょう。ほうれい線が薄くなったり、お顔周りがスッキリしますよ。

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