お口の豆知識

ハブラシの選び方③

投稿日:2020.06.19
こんにちは。加古川・高砂市の歯医者さん、ツトウ歯科医院です。お口の豆知識を見て頂きありがとうございます。

前回はハブラシの選び方や歯間ブラシなどの補助道具についてお伝えしました。今回は電動ブラシについてです。電動歯ブラシがおすすめなのは細かく磨くのが苦手な方や、じっくり磨く時間があまり取れない方です。きちんと使えると手磨きよりもツルツルになり気持ちがいいですよ!電動歯ブラシには電動歯ブラシ、音波歯ブラシ、超音波歯ブラシの3種類に分けられます。

それぞれに特徴があり、

電動歯ブラシ

小型のモーターで振動させています。振動数が2500~7500回 / 1分間で、歯垢を取り除いていきます。手用歯磨きと同じように動かすものや、歯面に当ててゆっくりと横に動かして磨くものがあります。

音波歯ブラシ

リニアモーターで音波振動を発生させハブラシの振動で歯垢を除去するのと、きめ細かい振動から音波を生み出し、水流で歯垢を落としていきます。自分でシャカシャカ動かさず、ゆっくりと歯面を移動させていきます。

超音波歯ブラシ

超音波振動素子が埋め込まれており、超音波を発生させます。超音波の効果で歯からプラークを浮かして取り除くことと、細菌同士がくっついて毒性が増すバイオフィルムが作られにくく出来ると言われています。超音波歯ブラシはあまり振動しませんので、手で磨くように細かく磨く必要があります。

電動歯ブラシ全般に言えることですが、振動を効率よく取るのに使うには歯面に押し付けすぎないこともポイントです。あまり力を入れないように振動を最大限に生かして使いましょう。振動などで磨けたように感じやすいですが、電動歯ブラシも上手く当てられなければ汚れは残ります。きちんと汚れが取れているのか時々検診などで聞いてみてくださいね。 

歯磨き粉はいるのか?

基本的には歯磨き粉が歯垢を落としていくわけではないので、水で濡らして磨きます。ただむし歯予防、歯周病予防の目的で歯磨き粉を使われる場合は、研磨剤が入っていないものや、低発砲のものを選ぶようにしてください。研磨剤が入っていると歯や歯肉が傷つく場合があります。ジェルタイプだと研磨剤と発泡剤が入っていませんので磨きやすくおススメです。

種類やメーカーによって値段はピンからキリまでありますので、ご自分のお口に合うのはどんなものがいいか、ご相談されることをおすすめします。

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