加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ブログを見て頂き、ありがとうございます。

前回のブログの男性脳と女性脳の違いは、ホルモンも原因の一つと言いました。そこのQ＆Aから始めます。

Q.男性側から言われせいただくと、結婚前とか付き合っている時は、自分のことをどう相手が思っているかということが不安なので、その時は一生懸命コミュニケーションを取ろうとするわけですね。安心が得られればコミュニケーションを取らなくても安心してしまうので、逆に減っても平気なんですね。

A.恋愛関係の時というのは、出てくるホルモンがドーパミンというホルモンなのです。相手に会いたいとか、一緒にいて楽しいとか、恋人に会いに行くときはワクワクしながら会いに行くわけですね。快感ホルモンですから一緒にいると嬉しい気持ちになる。ところがドーパミンはずっと続かないんですね。だんだん感受性が鈍ってきますから同じ刺激を加えてもだんだん出なくなってくるのですね。今度は仕事とかいろんな自分の興味の方にドーパミンが出るようになります。

女性はセロトニン状態（ほのぼのした気分）になっても、いつまで続くのか不安感があるんですね。ですから女性も他にドーパミンが出ることがあると、家庭のことはそっちのけになります。例えばヨン様やヒョンビンが出てくると、そちらにドーパミンが出てきますので、亭主はそっちのけで韓国旅行に行ってくるわ。友人と映画を見に行ってくるわ。という状態になるわけです。

さて今回の本論に入ります（MBSテレビ2/27 ゲンキの時間より引用）

ホルモンは100種類以上あり、大きく分けて4つの働きがあります。
1.子供が生まれるための生殖
2.生まれた子供が成長発育するところにも関わる
3.食物をとってそれをエネルギーに変えるところにも関わる
4.体温・血圧など常に一定でなければいけない恒常性の維持にも関わる

数ある中で、男性ホルモンと女性ホルモンはよく耳にするでしょうね。
男性ホルモン（テストステロン）は精巣から分泌され筋肉質な体型やがっしりした骨格などを作り、二十歳をピークに徐々に低下します。女性ホルモン（エストロゲン）は卵巣から分泌され丸みを帯びた体をつくり50歳前後（閉経時）でグッと減ります。

でも、そんなホルモンよりも①幸せホルモン②ダイエットホルモン③若返りホルモンの方が関心ありますよね。

①幸せホルモン

コロナ禍のストレスや外出が減るなどの生活習慣がホルモンを減らす原因に繋がっていく。幸せホルモンとはオキシトシンというホルモンでこれが分泌されることで人への愛情や信頼を高める効果がある。オキシトシンは人の感情に大きな影響を与えるホルモンで幸せを感じると脳内で分泌される。その結果、イライラしなくなり他人への愛情や信頼が深まる。また余計なストレスが減ることでやる気や学習意欲もアップするなど良いことずくめのまさに幸せホルモンです。コロナ渦（ストレス）の今、現代人は幸せホルモンが不足しがち！

ならば、そのホルモンを増やすホル活を紹介します！

セルフハグがおすすめです。皮膚に加わる冷たさ、痛みとかの刺激は、感覚神経で感知され、脊髄を通り脳に伝わります。ポイントは気持ちいいと感じることですよ！
目を閉じてゆっくりと呼吸しながら10～20秒ほど抱きしめる。1秒間に5cmぐらいのゆっくりした速さで手のひら全体を使って圧をかけながら腕をさする。そして自分をいたわるような言葉をかけてあげるのですね。
「今日も一日よく頑張った」「毎日頑張ってよくやってる」「1日お疲れ様」
また、セルフハグの途中で顔を両手で覆い、自分をいたわる言葉をかけるのですね。

②ダイエットホルモン

ヒスタミンホルモンは脳の満腹中枢に作用して食欲を抑えて、脂肪を燃やしてほかす働きを促している。良く噛んで食べることによって脳の中で分泌されていくのです。ですから食事をとる時はしっかりとよく噛んで食べることが大切なのです。

③若返りホルモン（マイオカイン）

筋肉から分泌されるホルモンの総称で30種類以上ある。認知症の予防効果があります！アルツハイマー型認知症の原因物質アミロイドβを減少させるという研究が…
お腹の周りの筋肉を動かすことでマイオカインは分泌される。

ホル活を紹介します！

椅子に座り、両手で座面を抑えて、体を前かがみにします。片足を前に出し、つま先を立てて、太ももが椅子から離れるように持ち上げます。インナーマッスルが鍛えられます。足を上げるのは8秒間キープ、これを左右3回で1セット、慣れたら何回でも行ってOKですよ。お腹の内臓脂肪からアディポサイトカインという血管に炎症を起こす物質が生産されていて、動脈硬化を招くことが知られています。ですのでお腹の筋肉を鍛えることは同時に脂肪も燃焼し一石二鳥の効果が得られますよ。