院長ブログ

髪の毛の手入れ

投稿日:2019.12.01
加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ブログを見て頂き、ありがとうございます。

健康の後悔トップ20(プレジデント)

1位 の定期検診を受ければ良かった
2位 スポーツなどで体をまた鍛えればよかった
3位 日頃からよく歩けば良かった

男女40~60代の身体の悩み(街頭アンケート)

1位 白髪 2位 首・肩こり
3位 抜け毛・薄毛
髪に悩む人が多いことがわかりました。

そこで質問です。

1.わかめやひじきを食べると白髪にならないか?

海藻類にはミネラルが豊富なので皮膚の健康状態を保つが、いっぱい食べたから毛が黒くなるということはないハズ(噂です)

2.白髪を抜くと増えるって本当か?

増えることはありません。毛を抜き続けると頭皮にダメージ、毛根の細胞を傷つける可能性があるので気になる場合はハサミで切るのがよい。

3.白髪が多い人は薄毛にはならないか?

髪の毛を作る細胞と染色する細胞はなので薄毛と白髪に関係性はない



次は抜け毛の質問です。気になりますよね。

薄毛につながる悪い抜け毛はどっちか?

A.根元が白い抜け毛
B.根元が黒い抜け毛

白い部分は毛根鞘と呼ばれる髪の成長に必要なもので、成長を終えて抜けるのは正常なのです。一方、毛根鞘のない抜け毛(黒)は髪の成長に何らかの問題が起きている可能性があるそうです。



根元が黒以外にも怖い抜け毛があるのですよ(ドキッ)

日本人の抜け毛は1ヶ月に通常50~100本で、そのうちの5~7割がシャンプー時に抜けると言われています。
しかし本数よりも気にすべきは抜け毛のなのです。
細くて短い抜け毛は早死にした毛なのです。

そもそも髪の毛の寿命とは毛母細胞で作られた髪の毛は伸びるにつれて毛根は徐々に太く丸くなっていく。
髪の毛の成長期は通常2~6年なのです。
その後、毛根は縮み自然と抜け落ちます。
そして再び毛母細胞が髪の毛を作り出す。
これが正しいヘアサイクルで、そのヘアサイクルを終えて抜ける毛は問題のない良い抜け毛なのです。



一方、薄毛につながる悪い抜け毛は、毛根には髪の毛を作る細胞が集まっていますが、悪い抜け毛では、その機能が落ちてヘアサイクルが短くなっているのです。
成長期がわずか数ヶ月から1年に短縮した早死にしたけなのです。

【ヘアサイクルが短い】➡【成長予定の髪の毛が抜ける】➡【頭皮の髪の毛の太さ長さにバラツキ】

なぜ薄毛になってしまうのでしょうか?

1.遺伝(母方の祖父が敏感さの遺伝子を持つ場合、50%の確率で受け継ぐ)

母方の祖父が薄毛なら父親がフサフサでも安心できないのです。


2.髪や頭皮は紫外線の影響を受けやすい

【紫外線】➡【頭皮が炎症】➡【髪の毛の成長が阻害される】➡【抜けやすくなる】
通気性の良い帽子で紫外線対策がいいですね。

3.食の乱れ

肥満の方で薄毛の傾向が強いということから食事の方よりが薄毛を招いている可能性があります。

白髪の一因としてストレス

睡眠不足などによりストレスを感じると自律神経が乱れて血行不良が起きます。肩こりや首こりによる血行不良で白髪に繋がってしまう恐れがあります。

フケは頭皮の老廃物です。
皮脂は皮脂腺から分泌される脂肪などを含む体液で、紫外線などの刺激から頭皮を守ります。髪に潤いを与えるなど髪の健康維持には欠かせない。

紫外線などの刺激により頭皮にダメージ

頭皮を再生するため(古い角質が皮膚の奥から押し出される)ターンオーバーが早まる
フケが大量発生

髪が傷んでいる最大の理由は髪の空洞化現象なのです。
これまで髪のトラブルはキューティクルが剥がれることで引き起こされると思われてきたが、最近では髪の内部の空洞化現象が原因であることが明らかになりました。
キューティクルが傷つくと隙間からケラチンが流れ、どんどん流れ出て中身がスカスカになる。空洞化が進行すると髪のハリやコシが失われ、切れ毛などのトラブルのもとへ。



加齢とともに髪のツヤが失われていく大きな原因は髪のうねりです。
うねりとはいわゆるくせ毛のことで、直毛とくせ毛の違いは髪の断面にあります。



なぜ断面に違いができるのでしょうか?
その秘密は毛穴の形です。

毛穴がまっすぐの場合
髪に均一の力が働き断面も真円で髪はストレートに伸びていきます。

毛穴が歪んでいると髪にかかる力が不均一になり断面も歪む結果くせ毛として生えてくるのです。

日本人はもともと9割が直毛なのですが加齢とともに頭皮が硬くなって毛穴が少しずつ歪んでしまう。

プラスチック製のクシ
静電気がたまりやすくそのため電気が反発してキューティクルが広がりはがれやすくなります。

つげのクシ
静電気がたまりにくくキューティクルが広がらない。

男性の脱毛の進行パターン

ここからは皆様が知りたい改善法ですよ!

天皇陛下の元理髪師・大場隆吉様の凄ワザを紹介

1.予洗い(シャンプーをつける前のお湯洗い)

頭皮は刺激に敏感みたいですので38°のぬるめのお湯で3分! 熱すぎると必要な皮脂まで落としてしまい炎症の原因になるとか…
シャワーヘッドを頭皮から5cmに近づけた水圧で汚れを落とすのですが予洗いで汚れの7割ぐらいは落ちるそうですよ。
3分は長いですが、時間をかけて丁寧にやるとシャンプーの泡立ちも良くなるらしい。

2.シャンプーの付け方

シャンプーを手のひらで軽く泡立ててから手のひら全体で襟足から頭頂にかけて滑らせるようになじませます。
手を上下に小刻みに揺らします。
空気送っているだけ、空気を送ると徐々に泡立ってきます。
髪の毛を泡立ててネットのようにすると、きめの細かい泡が出来て皮脂を落とす。
髪を洗うといつもより頭皮を洗う。
指先(腹)を頭皮に密着させてもみにこむように毛穴の汚れを落とし出すのがポイントで、ジョリジョリ音がしたらダメなのです。
泡立て2分、頭皮マッサージ3分。

3.すすぎ洗い

洗う時間の2倍をかけてすすぐ。
泡を感じなくなってから1分すすごう、不十分だと皮脂が残ってしまいます。

4.正しい髪の乾かし方

自然乾燥すると髪の毛や頭皮に水分が残ったままの状態になります。
頭皮には雑菌が多く、それが繁殖しやすい環境になってしまい頭皮の炎症やかゆみの元になります。
なるべく早く乾かしてあげる必要があります。
タオルで髪を包み軽く押し当てるようにして水分を拭き取る。
髪の毛は摩擦に弱いのです。ゴシゴシは厳禁! 髪が擦れるとキューティクルが痛み、空洞化、ボロボロに。
ドライヤーの温風は平均100~110°なので近すぎると髪も頭皮もダメージが大きいから20cm以上離してください。
一番乾きにくい所(後頭部、最も髪が密集している所)から乾かします。
ドライヤーは常に動かしながら8割程度乾いたら仕上げに冷風を使うとキューティクルが締り、髪の毛のツヤと手触りが良くなるという。

 
テレビの参考資料
・教えてもらう前と後
・ビーバップ!ハイヒール
・名医のTHE太鼓判!
・健康カプセル!ゲンキの時間

ツトウ歯科医院

診療時間日・祝
9:00 - 13:00
15:00 - 19:00
18:00まで  小児歯科  休診日

インフォメーション

© 2024 ツトウ歯科医院