院長ブログ

イチロー

投稿日:2019.04.29

読売新聞のアンケート調査によりますと

A.どのようなスポーツを見るのが好きですか?(いくつでも)

1.高校野球 44%
2.フィギュアスケート 41%
3.駅伝 40%
4.プロ野球 39%
5.テニス 38%

B.プロ野球チームの中で好きなチームがありますか?(1つだけ)

1.興味がない 29%
2.巨人 17%
3.興味あるが好きなチームはない 16%
4.阪神 8%
5.広島、ソフトバンク、日本ハム 5%

巨人をあげた人は年代が上がるほど多く、70歳以上では29%に上った。
若年層の18~29歳ではソフトバンク9%、巨人、広島が7%、日本ハム6%の順で突出した人気の球団はなかった。

C.好きなスポーツ選手は?(3人まで)

1.大坂なおみ テニス 335件
2.大谷翔平 米エンジェルス 194件
3.羽生結弦 フィギュアスケート 178件
4.錦織圭 テニス 174件
5.イチロー 米マリナーズ 91件

イチローは95年に2位に入って以来、25年連続で5位以内の座を保っています。

イチロー(3月21日現役引退会見)

子供達にメッセージを

野球だけでなくてもいいと思うんですよね。始めるのは自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つけられれば、それに向かってエネルギーを注げるので。
そういうものを早く見つけてほしいなと思います。
それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁に向かっていけると思うんですね。
それが見つからないと、壁ができた時に諦めてしまうことがあると思うので。
いろんなことにトライして。
自分に向くか向かないかというよりも、自分が好きなものを見つけてほしいなと思います。

一番印象に残っているシーンは

この後、時間が経ったら今日が一番真っ先に浮かぶのは間違いないと思います。
今日、あの舞台に立てたことというのは去年の5月以降ゲームに出られない状況になって、その後もチームと一緒に練習を続けてきたわけですけど。
それを最後まで成し遂げられなければ、今日のこの日はなかったと思うんですよね。
今まで残してきた記録は、いずれ誰かが抜いていくと思うんですけれども。
去年の5月からシーズン最後までのあの日々は、ひょっとしたら誰にもできないことかもしれないという風な、ささやかな誇りを生んだ日々でもあったんですね。
だからそのことが、どの記録よりも自分の中では、ほんの少しだけ誇りを持てたことかなと思えます。

イチロー選手の生き様は

人より頑張ることなんてとてもできないんですよね。
あくまで秤は自分の中にある。
それで自分なりにその秤を使いながら、自分の限界を見ながら、ちょっと超えていく、ということを繰り返していく。
そうすると、いつの日かなんか、こんな自分になっているんだっていう状態になって。
だから、少しずつの積み重ねでしか自分を超えていけないって思うんですよね。
一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて続けられない、と僕は考えているので。
まぁ、地道に進むしかない。
進むというか、進むだけではないですね。後退をしながら。
後退しかしない時期もあると思うので。
でも、自分がやると決めたことを信じてやっていく。
でも、それは正解とは限らないんですよね。
間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど。
でも、そうやって、遠回りすることでしか本当の自分に出会えないというか。
そんな気がしているので。
そうやって自分なりに重ねてきた。

自分は孤独を感じながら~

アメリカでは僕は外国人ですから。
外国人になったことで、人の心を虚ったり、人の痛みを想像したり。
今までなかった自分が現れたんですよね。
この体験っていうのは、本を読んだり情報を得ることはできたとしても、体験しないと自分の中からは生まれないので。
孤独を感じて苦しんだこと、多々ありました。
ありましたけど、その体験は、未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと、今は思います。
だから、辛いこと、しんどいことから逃げたいと思うのは、まぁ当然のことなんですけど。
でもエネルギーのある元気な時に、それに立ち向かっていく。
そのことはすごく、人として重要なことなんではないかというふうに感じています。

スポーツ新聞の抜粋

2011年を境に200安打、打率3割が途切れた理由は動体視力の衰えか?
自ら選んだ四球はわずか466で、それだけ早打ちになって高打率をキープしていた。

第1ストライクを打った時の打率に関して

最初の10年間の平均 3割8分3厘
11年以降 3割7厘

ファウルも含めた、この打ち損じが必然的に2ストライク後の打席数を増やしていった。

0ストライクと2ストライクの座席比率は

10年まで 43対57
11年以降 37対63

追い込まれてからの打席数が増えた。視力面から第1ストライクを仕留められなくなったことが、成績ダウンにつながったと言えるだろう。

環境激変、馴染めず

トレーニング法の進歩、データ分析や動作解析の進化で投手の球速は年々増加

直球の平均球速は2001年は88.5マイル(約142キロ)
昨季は93.6マイル(約151キロ)
全直球の22%は95マイル(約153キロ)以上

打者はスイングスピードや打球角度を重視し「フライボール革命」も生まれた。
イチローが存在価値を見出してきた野球とは逆のスタイル。
長打力がある打者が評価され、高齢選手は敬遠されるようになった。

昨年「この日」を悟ったはず

イチローの内なる変化は歳を重ねる度に随所に表れていった。
周囲を寄せ付けない殺気だったかつてのオーラは消えていた。
記録の重圧に「吐きそうになった」こともある孤高の男が、節目の記録を越えるたびに、周囲が喜ぶ姿に感激し、涙腺も緩くなった。
日本でプレーできることを「大変なギフト」と言い表した。
これまで自らの居場所を自力で奪い掴み取ってきた天才が、贈り物を受け取る立場に感謝の意を示した。

NHKスペシャル3月31日

去就についてどう考えているか(昨年のインタビュー)

僕の中では日本には戻る場所はない。
もし神戸にオリックスが存在するなら
ブルーウェーブは存在していないが
日本でプレーする可能性があったら神戸でしかない
神戸にそのままチームがあれば考えたと思います。
気持ちがないわけではない
そこでマリナーズではないよと言われたら、もうそこで終わりですよ
それでも何とかしがみついてどこかのユニフォームを着ることは、すべきではないと思っている。

1号という犬、17歳で毎日一生懸命に生きているわけですよ。
1号にとっての1日は僕らにとっての一日と全く意味が違うし、本当に懸命に生きているのが分かる。
それを見ていて嬉しいし、あの姿を見たら僕にとって現役でなくなるということは、アスリートにとって一つの死を迎えるのと同じですよね。
それは確実に近づいてきているわけですよ。
そう思った時に、今、自分が思っていることとか感じてることというのは、もう懸命に生きるしかないんですよ。

2012年ヤンキース移籍後は、ラインアップになかなか自分の名前がない状態が増える。
結果が出なければクビを切られる。
もがきながらたどり着いた日米通算4000本安打、メジャー通算3000本安打。
それでもイチローは次のヒット一本を打とうと新たなバッティングを求め続けた。

野球を続ける先に何を求めているのか

野球選手としての死が着実に近づいていく
それをどれくらい元気な状態でいられるかというものと戦っていくことになる。
笑ってそれを迎えたいな。笑って死にたい。

引退後のインタビューによると日本のファンの人達はその夢を叶えてくれた。
僕が笑って死ねる状態を作ってくれた。
自分なりに頑張ること。
これを人は見てくれたんだなと思っています。
やっぱり日々、懸命に生きたい。
それを重ねていく。
懸命に生きられる何かを、モチベーションを見つけていくというのが生きていく意味だと思うので、それを重ねて行きたいなと思います。
見つけるのか、見つかるのか分からないけど、そのために一歩を踏み出すということです。

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