院長ブログ

陰陽の法則

投稿日:2013.05.16
加古川・高砂市のツトウ歯科医院です。ブログを見て頂き、ありがとうございます。

長年にわたり治療していた患者Kさんが、和歌山へ引っ越しされました。
ある日突然、私の留守中に診療所に来られ、一枚のパンフレットをおいて帰られました。

実のところ、患者Kさんに会う目的で講演会に出席したのですが、農薬や化学肥料のこわさを知り、「循環農法」のすごさにカルチャーショックでした!
以下は講談社+α新書出版のニンジンの奇跡(赤峰勝人著)からの引用です。
赤峰勝人さんのところに相談に来るアトピーの人たちは、圧倒的に昭和37年以降生まれの人が多い。

日本で農薬や化学肥料の使用が増えたのは昭和27~28年からです。
そして、昭和32年にあのおそろしい除草剤のPCPが登場し、田んぼの生き物たちは絶滅しました。

除草剤や化学肥料が盛んに使われだした頃の米や野菜を食べた母体から生まれた子供たちの中から、ちらほらアトピーが出始めました。

それが昭和37年頃のようです。それは食品添加物がさかんに使われ始めた時期でもあります。
スーパーには着色料や添加物、防腐剤を使った商品が並んでいました。
アトピーになったのは、そんな化学物質づけの命なき食品群を食べて育った子供達だったのではないでしょうか。
でも、アトピーとの因果関係を立証するのは難しいようです。
昭和46年に「塩田法」が施行され、ミネラルの豊富な自然塩の代わりに、塩化ナトリウム99%の工業製品を食べさせられるようになりました。
そこからアトピーはもちろん、ガンや花粉症などいろいろな病気が爆発的に増えてしまったように思うと書かれています。(P57-P59)

ゴールデンウィークに行ってきました。

以下はなずなワールド出版のニンジンから宇宙へ(赤峰勝人著)からの引用です。
旬の野菜を食べる意味を陰陽の法則によって説明します…

①春の旬は葉物、菜の花、ワラビ、筍と新芽を中心としたビタミンとカルシウムをたくさん含んだ作物で、冬場不足していたそれらを補給して、夏の暑さに立ち向かう元気な体になるのです。

②春先から夏にかけて盛んに伸びていく果菜類はすべて陰性です。陰性の食べ物を体に入れ、陰の気に陽の気を吸い取ってもらって体温を下げ、果実に含まれるビタミンの働きによって暑い夏に耐えていけるように守ってくれるのです。

③秋は、陰陽が中立の時期です。暑い夏に太陽のエネルギーをたっぷりと蓄えて稲が米を作り、夏の終わりに蒔かれた大根、かぶ、さつまいも、里芋、ごぼうなども根っこにエネルギーを蓄えてくれて寒い冬に備えてくれるのです。

④冬に体温が低くなる人間の体には、陽の気の入った根のものが必要です。冬の作物は火を使った方が美味しいものばかりです。
煮て炒めて、熱(陽)を加えて食べれば、体が温まり、寒い冬を元気にすごすことができるのです。

人間の前にあるのは常に自然であり、その中で最も大切な働きをしているのが「緑」です。緑(陰)と太陽(陽)が引き合って、炭酸同化作用の助けをかりて、光を野菜などの自然な食べ物のかたちにしてくれて、私たちに与えてくれています。
その時々の物、当然、旬のものを食べなければ元気にならないということです。(P161-P163)

おまけ①
身土不二を知っておこう
語源は仏教の教えの中からの言葉ですが、これを用いたのは玄米菜食の草分けである石塚左玄先生、世界に玄米菜食を広めた桜沢如一先生です。
以下は赤峰勝人先生の説明です。
人間は土からできた作物を食べて生かされた後、土に返る。
つまり、身と土は、二つではなく、ひとつのものだということです。
私の肉体は、祖先がこの地に住み、ここに育った食物を食べて、出して、土に返し、再び土から生まれたものを食べる繰り返しによって健康に生活してきました。私の肉体は、この土地に生き続け、この土地の気候風土に一番適応しているのです。
だから、自分が生まれた所にできる食べ物がいちばん体に適応しているということです。
身土不二とは「身の回りに育った自然の作物(旬の物)をいただきなさい」という自然の原理にかなった教えなのです。
ニンジンから宇宙へ(P166-P169)から引用

おまけ②旬の野菜
春からの野菜
キャベツ、菜花、せり、じゃがいも、玉ねぎ

夏からの野菜
きゅうり、トマト、なす、ピーマン、にがうり、オクラ、かぼちゃ、青じその葉、しろうり、にら、にんにく、さやいんげん、すいか

秋から冬の野菜
大根、切干大根、人参、ごぼう、蓮根、さつまいも、里芋、かぶ、春菊、わけぎ、ねぎ、白菜、水菜、ほうれん草

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