お口の豆知識

咀嚼回数の変化

投稿日:2024.05.27
こんにちは。加古川・高砂市の歯医者さん、ツトウ歯科医院です。お口の豆知識を見て頂きありがとうございます。

皆さん、普段一回のお食事の時間はどれぐらいですか?
どれくらい噛んでいますか?
現代人の噛む回数と食事時間は昔と比べて減ってきています。
各時代の復元食の咀嚼回数と食事時間を見てみましょう。

弥生時代:約5000回の咀嚼回数と約60分の食事時間

平安時代:約1366回の咀嚼回数と約31分の食事時間

鎌倉時代:約2654回の咀嚼回数と約29分の食事時間

江戸時代:約1465回の咀嚼回数と約22分の食事時間

昭和初期:約1420回の食事回数と約22分の食事時間

現代:約620回の咀嚼回数と約11分の食事時間

こうして見ると咀嚼回数が減少していますね。
食事の時に一口30回噛むように心がけましょう。
よく噛むと唾液がたくさん出てきます。
この唾液は、お口の中を清潔に保つ効果もあります。
また消化の吸収を助けてくれるので栄養の吸収がよくなります。

よく噛んで食べるための7カ条

毎日どれか一つでも続けてよく噛んで食べることを習慣づけましょう。
・一口30回噛んで食べる
・右で10回、左で10回、両方で10回噛んで食べる。
・飲みこもうと思ったらあと10回噛む。
・食べ物の形がなくなるまでよく噛む。
・先の食べ物を飲み込んだら次のものを口に入れる。
・口に食べ物が入っている間は水分を摂らない。
・一口食べたら箸を置く。
~日本歯科衛生士会「食べ方」を通した食育 噛ミング30を目指して!~

よく噛んで食べるためには軟らかいものや食べやすいものばかりでは噛む回数も時間も増
えません。ある程度、噛みごたえのある食材や料理を食べることも大切です。
ご家族やお友達と一緒にゆっくり美味しいお食事を楽しみましょう♪

ツトウ歯科医院

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