お口の豆知識

歯が削れる!? ~酸食症~

投稿日:2022.03.11
こんにちは。加古川・高砂市の歯医者さん、ツトウ歯科医院です。お口の豆知識を見て頂きありがとうございます。

3月に入り少しずつ暖かくなってきたので桜の開花が待ち遠しいです。今年もツトウ歯科医院から見える桜を楽しみにお越しくださいね♪

皆さんはTooth Wear(トゥースウェアー)という言葉を聞いたことはありますか?Tooth Wearとはむし歯以外の原因で歯が溶けたり、欠けてしまった状態のことを言います。では、何が原因でそのような状態になるのでしょうか?
主な原因は4つあります。
・酸蝕症 ・磨耗症
・咬耗症 ・アブフラクション 

酸蝕症(さんしょくしょう)

酸蝕症とは、酸の強い飲食物を習慣的に摂取することや胃液などによる酸から歯のエナメル質が溶かされてしまうことを言います。
「歯が溶ける」と聞いてまず頭に思い浮かぶのはむし歯ですよね。むし歯はミュータンス菌などのむし歯菌が酸を作り出すことで歯を溶かしていきます。それに対し酸蝕症は細菌による関与がありません。むし歯菌が作り出す酸ではなく、食品などに含まれる酸性の物質が歯を溶かすのです。

酸蝕症の原因

・酸が強い飲食物の摂取
清涼飲料水やスポーツドリンク、お酢、ワイン、柑橘類の果物などの酸が多い飲食物を過剰に摂取することで歯のエナメル質が溶けていきます。このような飲食物を習慣的に摂取している方は酸蝕症のリスクが高くなります。
・胃酸
逆流性食道炎や摂食障害がある場合は胃酸によって歯が溶けやすくなります。
・職業病
塩化水素、硝酸などのメッキ工場やガラス工場などの職場で働いている方は酸を含むガスを吸い込むことで酸蝕症になりやすくなります。

酸蝕症の症状

・歯がしみる       ・歯が細くなる
・歯が黄色くなる     ・歯が透けて見える
・歯の表面がへこんでいる ・詰め物や被せ物が外れやすくなる

酸蝕症になると歯のエナメル質が溶けてしまうのでむし歯のリスクが高くなりますのでこのような症状がある方は早めに歯科医院を受診してくださいね。

酸蝕症を予防しよう

・酸からの影響を少なくするためにダラダラ食べや飲んだりしないように注意してくださいね
・酸が多い飲食物を口にすると口の中が酸性に傾きます。酸性に傾くと歯が溶けだすのでうがいをして中和しましょう。
・お口の中が酸性の状態は歯の表面が柔らかくなって傷つきやすいので、食後は30 分後に歯磨きを行うことをお勧めします。
・唾液には緩衝作用というお口の中を中性に保とうとする働きがあります。その働きをよくすることで再石灰化を促せます。糖が入っていないキシリトールガムなどのガムを噛むことで唾液の分泌を促します。

酸が多い物を摂取してはいけないのではなく、酸蝕症というものを知っていただき、早めの対処・予防を行うことで皆様のお口の健康を守れたらと思います。

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