お口の豆知識

歯科補助用具について②

投稿日:2021.03.01
こんにちは。加古川・高砂市の歯医者さん、ツトウ歯科医院です。お口の豆知識を見て頂きありがとうございます。

前回はデンタルフロスについてお話をしました。少しでも興味をもっていただけましたでしょうか?今回は歯間ブラシについてお伝えしますね。

フロスと歯間ブラシどちらがいいの?

歯と歯の間の歯垢を取るという意味ではどちらも同じ用途で使います。自分にはどちらが合っているの?と思われている方も多いと思います。歯間ブラシは歯ぐきが下がり、歯と歯の間が大きい方におススメです。歯と歯の間が狭い方やむし歯治療をして詰め物が多く入っている方はフロスを使ってみてください。どちらが良いのか困っている方は気軽に相談をしてくださいね!

歯間ブラシの種類について

歯間ブラシの持ち手やブラシの素材にはいくつかの種類があります。持ち手にはストレートタイプ(I字型)とL字型タイプがあり、I字型は持ち手がまっすぐになっているため前歯に、L字型は奥歯に使いやすいです。
ブラシはワイヤータイプとゴムタイプがあり、ワイヤータイプは歯垢を取り除く効果が高いですが、中央が金属でできているため誤った使い方をしてしまうと歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。ゴムタイプはシリコンでできているため歯ぐきを痛めづらいので初心者の方も使いやすいですよ。

あなたはどのサイズ??

歯間ブラシは4S~LLまでのサイズがあるのでお口に合った「サイズ選び」が重要です。広い隙間に小さすぎる歯間ブラシを使うと歯垢を取り切れないことや狭い隙間に大きすぎる歯間ブラシを使うと歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。どのサイズが合っているのか迷いますよね…選ぶポイントは隙間にスッと抵抗なく挿入できるサイズです!初めての方は少し小さめのサイズから使ってみるのもいいですよ。ご自身で選ぶことが難しい方は私たちと一緒にサイズ合わせをしてみましょう♪

歯間ブラシの使い方

  • 1.鉛筆を持つように歯間ブラシを持ちましょう。
  • 2.鏡を見ながら、歯ぐきを傷つけないように歯の間にゆっくり入れます。
  • 3.歯の面にブラシを合わせて優しく前後に数回動かしてください。特に奥歯は内側と外側の両方から入れてみましょう。
  • 4.使い終わったら流水ですすぎ、風通しの良い場所で保管します。
歯間ブラシの交換時期はブラシの毛が乱れたり、短くなったら交換しましょう。まずは1週間に一回から使い始め、徐々に歯間ブラシを使う回数を増やせるといいですね。目標は1日一回です!皆さんの歯の清掃にフロスや歯間ブラシが欠かせないものになると嬉しいです(^^♪

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