お口の豆知識

歯科清掃補助用具について

投稿日:2021.02.16
皆さんはハブラシ以外に歯を磨く道具は何か使われていますか?ハブラシだけで磨かれている方も多いと思います。むし歯や歯周病を予防するためには細菌の塊である歯垢を綺麗に取り除く必要があります。そのためには丁寧な歯磨きはもちろん重要ですがハブラシで歯の表面は綺麗に磨くことができてもお口の中の歯垢は60%しか除去できないと言われています。半分近く歯垢が残っているのは驚きですよね!

Floss or die(フロスか死か)

磨き残しが多い歯と歯の間や歯ぐきとの境目、ブリッジ部分などは上手く磨くことが難しいです。そんなときに出番なのが補助用具です!欧米ではfloss or die(フロスか死か)と言われているほど使用頻度は高いそうですが日本では補助用具が重要視されているとはまだまだ言えません…少しでも興味をもっていただきたい!ということで、補助用具の紹介をしていきます。

清掃補助用具と呼ばれているものは主に3つあります。

  • デンタルフロス(糸ようじ)
  • 歯間ブラシ
  • ワンタフトブラシ(部分磨き用)

今回はデンタルフロスについてお話しますね。

どんなフロスを使えばいいの?

持ち手がついているホルダータイプはフロス初心者の方でも比較的簡単に使うことができます。F字型は前歯に、Y字型は奥歯に適していますが使い分けるのが面倒な方はY字型が使いやすいです。ホルダータイプ以外に指に巻くロールタイプがあり、使い方としては
  • 40~50cmくらいに長さでフロスを切ります。(指先から肘までが目安)
  • フロスの両端を中指に巻き親指と人差し指で挟みます。
  • 歯と歯の間にノコギリを引くようにしながら通します。
  • フロスを片側の歯面に沿わせてスライドさせ歯垢を除去し、反対側の歯面も同様に行います。
  • 清掃後はノコギリを引くようにしてフロスを除去します。
糸にはワックスタイプとノンワックスタイプがあり、ワックスタイプは繊維がワックスでコーティングされているため挿入しやすく切れにくいので初めて使用する方や詰め物や被せ物が多い方におススメです!

ノンワックスタイプはワックスで固められていないので繊維が歯の表面に広がってしまうんです。そのため歯垢除去率は高いですがワックスタイプと比べるとやや挿入が難しいです。この他にもブリッジ部分の清掃ができるスーパーフロスと呼ばれるものもあります。フロスの先端が硬く加工されているためブリッジの部分に挿入しやすくなっています。

100%細菌をきれいにすることは私たちプロでもできませんが、放っておくとむし歯や歯周病で歯を失う一番の原因になります。今ある歯をキレイに長持ちさせるためにも一度補助用具を手に取って使ってみてはいかがでしょうか。

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